古山駅(ふるさんえき)は、北海道(空知総合振興局)夕張郡由仁町古山にある北海道旅客鉄道(JR北海道)室蘭本線の駅である。電報略号はフサ。事務管理コードは▲130332[2]。
歴史
第二次世界大戦に伴う輸送量増大に伴い[3]、三川駅 - 由仁駅間の中間地点に設けられた信号場を出自とする。
年表
駅名の由来
地名より。当地を流れる由仁川支流、振寒川のアイヌ語名とされる「フㇽサㇺ(hur-sam)」(丘の・傍)に由来する[7]。
駅構造
単式ホーム・島式ホーム(片面使用)複合型2面2線を有する地上駅で、列車交換可能な交換駅。互いのホームは単式ホーム北側と島式ホーム中央部分を結んだ跨線橋で連絡している[8]。跨線橋はコの字型である[8]。線路東側の駅舎側単式ホームが上り1番線、対向側島式ホームが下り2番線となっている[8]。そのほか安全側線を有する。かつては単式ホーム・島式ホーム複合型2面3線の配線であった(1983年(昭和58年)4月時点ではこの配線[9])。三川駅 - 当駅間の複線区間を単線に変更した影響か、本来の中線が下り本線となる奇妙な配線となっており[9](現在の2番線[8])、島式ホームの駅舎と反対側の線が上下共用の副本線の3番線となっていた[9]。そのため当時は安全側線が合計4線存在した[9]。3番線は1993年(平成5年度)3月までに撤去された[8]。
のりば
番線 |
路線 |
方向 |
行先
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1
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■室蘭本線
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上り
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苫小牧・糸井方面
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2
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下り
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岩見沢方面
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追分駅管理の無人駅。駅舎は構内の東側(岩見沢方面に向かって右手側)に位置し単式ホーム北側に接している[8]。有人駅時代の駅舎は改築され、安平駅、三川駅、栗丘駅と同型の[10]駅舎となっている。駅舎内に待合所のほか管理事務室、トイレを有する[10]。
なお、三川駅 - 当駅間の単線区間はかつては複線であったが、列車本数の減少に伴う合理化により1線が撤去されたものである[8][9]。
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ホーム(2017年7月)
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跨線橋(2017年7月)
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駅名標(2017年7月)
利用状況
乗車人員の推移は以下のとおり。年間の値のみ判明している年については、当該年度の日数で除した値を括弧書きで1日平均欄に示す。乗降人員のみが判明している場合は、1/2した値を括弧書きで記した。また、「JR調査」については、当該の年度を最終年とする過去5年間の各調査日における平均である。
年度
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乗車人員
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出典
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備考
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年間
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1日平均
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JR調査
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1967年(昭和42年)
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(35,200.0)
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(61.5)
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[3]
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年間乗客数70,400人、1日平均123人
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1981年(昭和56年)
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(21.0)
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[11]
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1日乗降人員:42
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1992年(平成04年)
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(24.0)
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[12]
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1日乗降人員:48
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2016年(平成28年)
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16.6
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[JR北 1]
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2017年(平成29年)
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15.6
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[JR北 2]
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2018年(平成30年)
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14.0
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[JR北 3]
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2019年(令和元年)
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13.4
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[JR北 4]
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2020年(令和02年)
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12.8
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[JR北 5]
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2021年(令和03年)
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12.6
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[JR北 6]
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2022年(令和04年)
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12.2
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[JR北 7]
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2023年(令和05年)
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12.2
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[JR北 8]
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駅周辺
周辺は田園地帯である[10]。
隣の駅
- 北海道旅客鉄道(JR北海道)
- 室蘭本線
- 三川駅 - 古山駅 - 由仁駅
脚注
出典
JR北海道
関連項目
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古山駅に関連するカテゴリがあります。
外部リンク