原池公園
概要原池公園は1965年(昭和40年)に都市計画決定された金岡公園に次ぐ堺市2番目の運動公園である。計画地の一部は垂仁天皇の頃に築かれたため池とされる原池を埋め立てている[1]。原池は池の堤を補強するために埴輪の腹と腹を抱き合わせて並べたので「はら池」となったといい、「半陀池」「波良池」とも呼ばれていた[2]。 主な施設として体育館、スケートボードパーク、修景池、バーベキュー広場、遊具広場、野球場(2020年開場)、駐車場などがある。また、災害時には広域避難地の機能を有する都市公園に位置づけられているほか、体育館は指定避難所として指定されている。スケートボード及びインラインスケートの専用施設として日本有数の施設をもつ。 面積歴史
施設
原池公園体育館、原池公園スケートボードパークは2016年3月31日までミズノグループ(美津濃、ミズノスポーツサービス、大林ファシリティーズ大阪支店、利晃建設による共同企業体)が指定管理者として管理運営を行っていた[7][8]。原池公園体育館は堺市の選定により2016年4月1日から2021年3月31日までの5年間も同じ企業構成(美津濃、ミズノスポーツサービス、大林ファシリティーズ大阪支店、利晃建設)の「原池スポーツチャレンジ共同体」が指定管理者として管理運営を行っている[9]。 野球場2014年11月、堺市の竹山修身市長(当時)は原池公園内にプロ野球公認規格を満たす野球場を建設する意向を表明した[10]。当時は2019年度(2019 - 2020年)のオープンを予定していた[10]。2016年4月に基本設計の概要が発表され、公園の第3期整備エリア内に両翼100m・センター120mで収容人員5000人の球場を建設する[11]。この時点では2017年着工が想定されていた[11]。2018年1月に施工業者を入札で決定[12]、2018年4月に着工した[13]。 堺市では2019年11月に、くら寿司との間で当球場の命名権契約を締結した。市所有の公共施設としては初めての契約で、命名権の使用料は年間で500万円[14]。契約期間中は、2020年4月から「くら寿司スタジアム堺」という名称を使用する[15]。 当初の計画では、2020年春のオープンを予定。3月29日のNPBウエスタン・リーグ公式戦(オリックス・バファローズ対福岡ソフトバンクホークス戦)から使用を開始する[16]ほか、2019年から関西独立リーグに加盟している堺シュライクスが本拠地に使用することを表明していた[17]。しかし、年頭から日本国内で新型コロナウイルスの感染が拡大している影響で、こけら落としとして予定されていたオリックス対ソフトバンク戦は中止[18]。4月に開場してからも、日本政府が新型インフルエンザ等対策特別措置法を基に緊急事態宣言を発出したことに伴って、同月8日から宣言が解除される5月22日まで臨時に休場した[19][20]。 なお、2020年に中止されたウエスタン・リーグ公式戦については、2021年3月27日に「くら寿司スタジアム堺 開場1周年記念試合」として開催された[21]。 プロ野球の試合開催実績
所在地・アクセス大阪府堺市中区八田寺町・平井 脚注
参考文献
外部リンク
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