勝俣鎮夫
勝俣 鎮夫(かつまた しずお、1934年9月29日 - 2023年9月13日)は、日本の歴史学者・日本中世史学者。東京大学名誉教授、静岡文化芸術大学名誉教授。東京生まれ。 経歴
人物勝俣久作の三男。中世期の農民、低い身分の民衆の生活実態を解明し、史学の研究対象を拡大した[1]。「商返し」等の中世の法的習慣の内容と成立の過程を検証した。指導教官の佐藤進一より厳密な史料研究を受け、フランス・アナール学派の業績を批判的に検討し、日本の史学における中世期研究の方法を比較研究の手法を用いて再構築した。石井進、網野善彦、笠松宏至と共著[2]がある。 受賞歴1997年『戦国時代論』で角川源義賞受賞。 著書
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