劇画狼
劇画狼(げきがおおかみ/げきがうるふ)は、日本の漫画編集者、フリーライター、エロ劇画評論家、元キックボクサー、工員[1]。師匠は元『ガロ』副編集長の白取千夏雄。大阪市在住。 特殊出版レーベル「おおかみ書房」の編集長であり「漫画始末人」を自称する。 略歴父親からは小学生の頃から野球を強要されていたが本人は興味がなく高校1年でやめる[3]。その後は興味のあった格闘技の下地作りとして筋力トレーニングに明け暮れる[3]。大学入学後にはゆでたまごの格闘漫画『蹴撃手マモル』の影響もあり、キックボクシングのジムに通いながらアマチュア選手として活動するうちに、勧められたプロテストに20歳で合格しプロデビューを果たす[3]。卒業後は就職せずにジムのインストラクターをしながらプロ選手として活動する[3]。一時期はマーシャルアーツ日本キックボクシング連盟の日本ランキング(バンタム級)に入っていたが、反則負けとヘルニアの発症などをきっかけに引退[3][2]。 引退後は大阪の工場で材料の発注などを担当する事務員として就職。その後、珍しい漫画を紹介する目的[3]で「なめくじ長屋奇考録」というWebサイトを立ち上げ、2009年末から「すごいマンガは宝島社が決めろ。だが、ひどいマンガはなめくじ長屋が決める!!」という触れ込みで、エキセントリックなエロ劇画やコンビニコミックを紹介する「このマンガがひどい!」をサイト内で毎年開催する。 2012年より元『ガロ』副編集長の白取千夏雄の協力のもと特殊出版レーベル「おおかみ書房」を立ち上げ[4]、三条友美や中川ホメオパシーといったマニアックな作家の単行本未収録作品を世に送り出す。 2016年10月からはリイド社と提携して劇画狼の「独断と偏見」による特殊漫画・エロ劇画・怪奇漫画のWeb復刻企画「劇画狼のエクストリームマンガ学園」を始動[5]。単行本化されず日の目を見ないまま埋もれていった「コアな漫画読みでさえも手を出さない“サブカル以下”のマイナー漫画」[2]の発掘・復刻活動を精力的に行っている。 編集同人誌の経験も無く漫画出版に関しては完全に素人だったが、白取千夏雄のアドバイスと材料の発注など生産計画の実務経験を生かし、初単行本を赤字にすることなく1ヶ月半で完売させた[3]。
主催イベント
メディア出演参照
外部リンク公式サイト
その他
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