佐野康男佐野 康男(さの やすお、1959年 - )は北海道名寄市在住の日本のアマチュア天文家。なよろ市立天文台きたすばる特別研究アドバイザー[1]。北海道大学理学研究院宇宙観測基礎データセンター研究員[2][3]。 人物1993年に名寄市立木原天文台の技師となり、2014年から2016年までなよろ市立天文台きたすばるの台長を務めた[2]。2022年4月、同天文台の特別研究アドバイザーに就任[1]。2010年より北海道大学理学研究院宇宙観測基礎データセンター研究員を務める[2]。 自宅の観測所でセレストロン社の口径28cmF6.3シュミットカセグレン式望遠鏡C11と冷却CCDカメラST-9Eを用いて超新星を捜索しており、今までに3個の超新星を発見している。超新星発見のたびに日本天文学会より天体発見賞、独立発見の際は天体発見功労賞を受賞している[4][5]。 そのほか小惑星による掩蔽の観測も行っている[6]。 小惑星(8660) Sanoは佐野の名前にちなんで命名された[7]。 2004年、名寄市文化奨励賞を受賞[2][8]。2018年、名寄市文化賞を受賞[2][9]。文化賞の初代受賞者は、なよろ市立天文台きたすばるの前身を創設した木原秀雄であり[8][10][11]、佐野の科学部門(天文)での受賞は1960年の木原以来2人目である[8]。
外部リンク脚注出典
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