今里駅 (Osaka Metro)
今里駅(いまざとえき)は、大阪府大阪市東成区大今里三丁目にある、大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)の駅。千日前線と今里筋線の2路線が乗り入れる。駅番号は千日前線がS20、今里筋線がI21。 交通の要衝である今里交差点に位置する。 歴史
駅構造千日前線・今里筋線それぞれ島式ホーム1面2線を有する地下駅である。改札口は千日前線ホーム南巽寄りに1ヵ所、同鶴橋寄りに2ヵ所、今里筋線ホーム側に1ヵ所あり、合計4ヵ所。鶴橋寄り改札(東側の方の改札)付近から今里筋線ホームへの連絡通路が延びている。千日前線ホームと今里筋線ホームは少し離れている。 当駅は、千日前線部分が日本橋管区駅に所属し、駅長が配置され、新深江駅、小路駅を管轄しており、今里筋線部分が清水管区駅に所属し、鴫野駅の被管理駅である。 のりば
利用状況2023年11月7日の1日乗降人員は22,067人(乗車人員:11,242人、降車人員:10,825人)である[4]。
特徴千日前線においては引き上げ線が隣接しているため、早朝などには車庫送り出しを兼ねた当駅始発列車が少ないながらも設定されている(野田阪神行平日及び土休日7時台に各一本ずつ南巽行平日16時台一本のみ)。2013年(平成25年)3月21日のダイヤ改正で、下りの終電に限り当駅を終着とする定期列車が初めて設定された[5]が、2014年(平成26年)8月30日の改正後は当列車も南巽まで延長された。なお、千日前線の車両は森之宮検車場(中央線と共用)の所属となっている。 千日前線の乗務員基地である今里乗務所が存在するため、千日前線の一部の列車は当駅で乗務員が交代する。 今里車庫(廃止)かつては、千日前線の車庫である森之宮検車場今里車庫が存在し、今里駅の鶴橋寄り(市営バスの東成営業所の地下)にあった。4両編成の車両を収容できる留置線が2線あったが、2011年に廃止され[6]、現在は今里駅の留置線として1線が残っている。なお、これとは別に今里駅の新深江寄りにも1線に4両編成の車両を2編成収容できる引き上げ線がある。 駅周辺→「今里 (大阪市)」も参照
近畿日本鉄道(近鉄)の今里駅は当駅から東南東に800メートル程離れている。 かつては、大阪市立東成図書館に併設するかたちで大阪市交通局の大阪市営バス東成営業所(旧大阪市電 今里車庫)があったが、2014年3月31日の営業を以て廃止された[7]。 バス最寄停留所は、地下鉄今里となる。以下の路線が乗り入れ、一般路線は大阪シティバス、BRTは大阪市高速電気軌道により運行されている。
かつては、67A号系統東深江行や赤バス(東成環状)や近鉄バス枚岡線(60番:上本町六丁目 - 石切神社前)が発着していた。また、千日前通の今里交差点西側には東成車庫前停留所があり、22号系統の始発・終点として機能していたが、2014年4月1日ダイヤ改正により東成営業所と共に廃止された[8]。 隣の駅
脚注注釈出典
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