『人のセックスを笑うな』(ひとのセックスをわらうな)は、山崎ナオコーラの小説作品。作者のデビュー作である。
井口奈己監督で映画化され、2008年に公開された。
概要
2004年11月に河出書房新社より、2006年10月には河出文庫としてその文庫版が発行された。2004年の第41回文藝賞を受賞し、翌年の第132回芥川龍之介賞の候補作にも選ばれた。
過激な題名とは裏腹に純粋な恋愛ドラマで、19歳の男と39歳の女、年の離れた男女の恋愛模様を描く。この題名のため、映画の宣伝CMはプライムタイムを中心に放送される。なお、この題名は本屋で同性愛の本が置かれた棚の前でクスクス笑っている人を見たときに思った言葉であると、作者は語っている[1]。
あらすじ
出版物
映画版
井口奈己監督による映像化。主人公に松山ケンイチ、主人公が憧れる年上のヒロインに永作博美がそれぞれ扮する。キャッチコピーは「恋におちる。世界がかわる。19歳のボクと39歳のユリのいかれた冬の物語。」。
キャスト
スタッフ
その他
脚注
- ^ 朝日新聞、東京版、2008年12月11日朝刊、22面。
外部リンク