亜臭素酸(あしゅうそさん、英 Bromous acid)は臭素のオキソ酸の一種で、不安定な反応中間体として発生する。化学式HBrO2で表され、酸化数は3。
生成
次亜臭素酸と次亜塩素酸との陽極酸化反応、次亜臭素酸の不均化反応、臭素酸と臭化水素との合成などにより生成する。
用途
過マンガン酸塩からマンガン酸塩への還元に用いられる。[1]
脚注
- ^ Egon Wiberg, Arnold Frederick Holleman (2001) Inorganic Chemistry, Elsevier ISBN 0123526515