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この項目では、新潟県新潟市の亀田について説明しています。北海道函館市の亀田については「亀田市」をご覧ください。 |
亀田 (かめだ)は、新潟県新潟市江南区の大字。
概要
江戸期から現在までの町名[4]。もとは「中谷内新田(なかやちしんでん)」と称していたが、1693年(元禄6年)に町場の建設中に1匹の亀が現れたことから、新発田藩郡奉行によって「亀田」と改称した[4]。
1889年(明治22年)まであった亀田町の区域の一部で、1970年から本町(現:亀田本町)をはじめとする町が分立した。現在では亀田清掃センターがある他は水田が広がり人家はない。
隣接している町字
北から東回り順に、以下の町字と隣接する。
歴史
分立した町字
1889年(明治22年)以後に、以下の町字が分立。
- 旭(あさひ)
- 1970年(昭和45年)に亀田から分立[5]。2005年に亀田旭に改称したが、2007年に旭となる。
- 亀田中島(かめだなかじま)
- 1970年(昭和45年)に亀田から分立し、「中島(なかじま)」となる[6]。2005年に亀田中島改称。
- 亀田大月(かめだおおつき)
- 1970年(昭和45年)に亀田から分立し、「大月(おおつき)」となる[7]。2005年に亀田大月改称。
- 東船場(ひがしふなば)
- 1970年(昭和45年)に亀田から分立[8]。
- 西町(にしまち)
- 1970年(昭和45年)に亀田から分立[9]。
- 東本町(ひがしほんちょう)
- 1970年(昭和45年)に亀田から分立[8]。
- 亀田本町(かめだほんちょう)
- 1970年(昭和45年)に亀田から分立し、「本町(ほんちょう)」となる[10]。2005年に亀田本町に改称。
- 亀田新明町(かめだしんめいちょう)
- 1970年(昭和45年)に亀田の内高山が「神明町(しんめいちょう)」に改称[11]。2005年に亀田新明町に改称。
- 諏訪(すわ)
- 1971年(昭和46年)に亀田から分立[12]。
- 稲葉(いなば)
- 1971年(昭和46年)に亀田から分立[13]。
- 亀田向陽(かめだこうよう)
- 1982年(昭和57年)に亀田から分立し、「向陽(こうよう)」となる[14]。2005年に亀田向陽となる。
年表
- 1693年(元禄6年) : 町場の建設により「中谷内新田」から「亀田」と改称[4]。
- 1889年(明治22年) : 町村制により亀田町が発足し、亀田町の大字となる[4]。
- 1921年(大正10年) : 一部が「亀田の内高山(かめだのうちたかやま)」となる[4]。
- 1970年(昭和45年) : 亀田の内高山が「神明町(しんめいちょう)」に改称[15]。
- 1970年(昭和45年) : 一部から「旭(あさひ)」、「中島(なかじま)」、「大月(おおつき)」、「東船場(ひがしふなば)」、「西町(にしまち)」、「東本町(ひがしほんちょう)」、「本町(ほんちょう)」が分立[15]。
- 1971年(昭和46年) : 一部が「諏訪(すわ)」、「稲葉(いなば)」に分立[15]。
- 1982年(昭和57年) : 一部が「向陽(こうよう)」となる[15]。
- 2005年(平成17年)3月21日 : 新潟市と合併したことにより新潟市の大字となる。
- 2007年(平成19年)4月1日 : 新潟市の政令指定都市移行によって江南区の大字となる。
脚注
- 注釈
- 出典
参考文献
関連項目