丹波島橋
丹波島橋(たんばじまばし)は、長野県長野市の犀川に架かる国道117号(国道18号旧道)の橋梁。 橋の下で裾花川が犀川に注いでいる。 概要長野市若里五丁目と青木島一丁目とを結ぶ。長野市南部(川中島・篠ノ井・松代方面)から長野市街地に至るメインルートであり、多くの利用がある。 市南部と市街地とを結ぶ無料の橋はこのほか長野大橋のみであるため、ボトルネック状態となっている。長野市都市計画マスタープランでは、両橋の中間の長野赤十字病院付近の犀川両岸を何らかの形で結ぶ構想も示されている[1]。 北国街道犀川の渡しの流れを汲む、歴史ある重要な橋である。橋の袂には北国街道内で最も古いという善光寺常夜燈(文政3年建立)が親柱のように鎮座する。現在の橋は4代目に当たる。 沿革
路線バス北陸方面を除く長野市内発着高速バスのほぼすべてと、川中島・篠ノ井・松代方面への路線バスのほとんどが丹波島橋を通る。丹波島橋とその前後の約5 km の区間にはバス専用レーン(7時〜9時、北行のみ)が整備されており、円滑な通勤輸送に貢献している。 本項では、橋の名を冠した丹波島橋南停留所について述べる。 丹波島橋南停留所橋南詰の、国道117号と長野市道(犀川南通り)との交差点を中心に4つののりばを持つ、アルピコ交通(川中島バス)の高速バス・一般路線バスと長野市循環型乗合タクシーの停留所。 停留所名については、地元のアルピコ交通のほか阪急バスが車内放送で「たんばじま・はしみなみ」と読む一方で、京王電鉄バスなどは「たんばじまばし・みなみ」と読んでいる。なお、停留所標識(川中島バス設置)のローマ字標記は「Tanbajima Hashiminami」となっている。 高速バスは、アルピコ交通が関わる高速バスのうちすべてが停車するが、一方長電バスの高速バスはすべて通過する。一般路線バスは、長野駅方面から県庁通りを進んできた15余の系統が、ここで4方向に分かれる。 長野駅方面へ向かうのりばの前には、長野市営丹波島橋南自転車駐車場(160台)が整備されている。
脚注
外部リンク
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