中村 博彦(なかむら ひろひこ、1943年1月29日 - 2013年7月31日)は、日本の政治家。位階は従四位。
参議院議員(2期)、総務大臣政務官(福田康夫内閣)、自民党副幹事長、社会福祉法人健祥会理事長を歴任。
略歴
主張・思想
- 財政規律や東日本大震災の復興補正予算が議論される中、復興予算捻出のためのODA削減案に反対する超党派連合のメンバーとして名を連ね、会合後に「復興支援はやぶさかではないが、ODAが人道上、大切なのは復興と同じだ。一銭たりとも削減できない」と述べた[2]。
- 毎日新聞2010年参院選候補者アンケートでは「選択的夫婦別姓制度」に対し「反対」と回答した[3]。
日本維新の会との関係
- 2013年1月、日本維新の会の選挙活動を支援したとして、常任顧問を務める自民党徳島県連より、除籍を提起された[4]。
不祥事
迂回献金
- 2002年、衆議院議員(当時)の鈴木宗男が、自分と特定のつながりを持つ社会福祉法人の理事長である中村を首相の諮問機関メンバーに推薦した、と指摘されている[5]。また、日本共産党の機関紙しんぶん赤旗に、中村が役員をつとめる二つの会社が1998年に計47万7千円を鈴木の資金管理団体に献金し、これは迂回献金の疑惑があると報じられている[5]。
公職選挙法違反
- 2010年の参院選で、中村への投票の取りまとめの見返りに有権者らに酒食を提供したとして、公職選挙法違反(供応買収)容疑で、運動員が逮捕された[6]。
役職
- 社会福祉法人健祥会理事長
- 社会福祉法人緑風会理事長
- 社会福祉法人青嵐会理事長
- 社会福祉法人育英福祉会理事長
所属団体・議員連盟
著書
脚注
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↓:途中辞職・在職中死去など、▼:除名、↑:繰上げ当選、x:繰上げなし |