2013年よりCTSステップアップ・プログラムとして始めたアジアクロスカントリーラリーでは、学生が各チームメカニックとして派遣されると共に一級コース4年生がレース車両の作製も行っている。2013・2014はFLEX SHOW AIKAWA RacingのFJクルーザーのメンテナンス&ランドクルーザープラド(新車)よりのレースカー製作。
Chuoh EV CLUB EVクラブではコンバートEVを作製して毎年行われるEV Festivalに学生ドライバーで参戦している。2014年より活動を開始した。スーパーGTで活躍しているTEAM TAISANとのコラボチームTEAM TAISAN CTSとして活動を行っている。TEAM TAISANでは、PORSCHE916をベースにリチウムイオンバッテリー(118.4v・47.2kWh)、AC誘導モータ(HPEVS AC51・26kw)を使用している。Chuoh EV CLUBの活動では、高等課程、専門課程の合同での部活動をおこない、TEAM TAISANより提供されたPORSCHE 914のボディをレストアするところから始め、EVシステムを組み込みました。EV Festival 2015から参戦している。PORSCHE 914は、鉛バッテリー(12Vバッテリ8個を前後に2組配置している。96v×2・11.52kWh)、AC誘導モータ(HPEVS AC50・11kw)
筑波サーキットの本コースで行われたEV Festival2014では、TAISAN PORSCHE 916がコンバートEVレースにおいて総合優勝、筑波サーキットTC1000で行われたEV Festival 2015では、TAISAN PORSCHE 916はバッテリー系統のトラブルでリタイア、EVクラブのTAISAN CTS PORSCHE914は初出場で鉛電池クラス3位に入賞した。また、筑波サーキットTC1000で行われたEV Festival 2016では、TAISAN PORSCHE 916は前年のトラブルを改善して総合2位、学生ドライバーのTAISAN CTS PORSCHE914は15周の操作系のトラブルを解消できず、コース上で走行できなくなりリタイア。リベンジに燃えるTC1000で行われたEV Festival 2017では、TAISAN PORSCHE 916は後続に8周の差をつけ総合優勝、EVクラブのTAISAN CTS PORSCHE914は鉛電池クラス2位に入賞した。
2013年より継続して行っているステップアッププログラムでは、AXCR(アジア・クロスカントリー・ラリー)に向けて一級4年生が車両の制作、整備を行いAXCR2018ではFLEX SHOW AIKAWA Racing with TOYOTIRESとして哀川翔 監督が自らランドクルーザープラドのステアリングを握り完走、続くAXCR2019では、D1GPで活躍しているTOYOTIRESの川畑真人選手がステアリングを握り多くのトラブルを乗り越えてT1Gクラス2位と初のクロスカントリーレースにおいても、ドライビングスキルの高さを示した。
2023年AXCRも通常通りに開催され、CTSの一級4年生は国内全日本ラリーのXCRクラス参戦のためのFLEX SHOW AIKAWA Racing with TOYOTIRESのランドクルーザープラド、AXCRに向けてはTOYOTA GAZOO Racing INDONESIAチームでドライバーの青木拓磨が乗る#105のフォーチュナーの二台を学生がフレームより組みなおし各々のレースに参加、AXCR2023では、TOYOTA GAZOO Racing INDONESIA #105青木拓磨選手のドライブするフォーチュナーが14回目の参戦にして悲願の初優勝を達成!
全日本ラリーXCRクラスでは、川畑真人選手が前年度のリベンジを達成してクラス優勝を飾りました。
2024年、AXCR2024[1](アジア・クロスカントリー・ラリー)へは、FLEX SHOW AIKAWA Racing with TOYOTIRESのランドクルーザープラド(前年、国内全日本ラリーXCRクラスで使用)をサスペンション、ボディの軽量化などを大幅に変更して参加。AXCR2019 のリベンジを果たすため哀川 翔 監督、ドライバーの川畑真人選手、コドライバーにタイのD1チャンピオンのDaychapon選手でチャレンジ!前半の3日間は車両のトラブルに耐えて何とか順位をキープした後半戦T1G(ガソリンクラス)の大きなタイム差を巻き返しT1Gクラス優勝を達成しました! また、FLEX SHOW AIKAWA Racing with TOYOTIRESの全日本ラリーXCRクラスでは、2024から投入した三菱トライトンで昨年に引き続き優勝を目指しましたが初日のSSにて横転、翌日に復活しましたが、よい結果が得られず来年に向けての課題が残る結果となりました。