下金山駅
下金山駅(しもかなやまえき)は、北海道空知郡南富良野町字下金山にあった北海道旅客鉄道(JR北海道)根室本線の駅(廃駅)である。駅番号はT33。電報略号はシモ。事務管理コードは▲110403[2]。 歴史当地は1900年(明治33年)に下富良野駅(現:富良野駅) - 鹿越駅間に鉄道が開通した時点では、駅が設けられていなかった。 しかし、翌1901年(明治34年)に富山県から鶴屋吉太郎という人物が移住して開拓と小作人の募集を始めたこと、1899年(明治32年)に、当駅付近の西達布川流域のほとんどが、東京帝国大学(→東京大学、以下「東大」と表記)農学部に譲渡され、北海道演習林となったものの、交通が不便であったため、駅の設置が必要となり、当駅の開駅となった[3]。 年表
駅名の由来→「金山駅 (北海道) § 駅名の由来」も参照
駅構造廃止時点では単式1面1線ホームを持つ地上駅で、富良野駅管理の無人駅だった。 かつては島式ホームと貨物ホームがあったが、廃止時点では貨物ホームと島式ホームの1線が撤去され、島式ホームの半面使用の単式ホームになっていた。
利用状況乗車人員の推移は以下のとおりであった。年間の値のみ判明している年については、当該年度の日数で除した値を括弧書きで1日平均欄に示す。乗降人員のみが判明している場合は、1/2した値を括弧書きで記した。 また、「JR調査」については、当該の年度を最終年とする過去5年間の各調査日における平均である。
駅周辺下金山の集落がある。駅前の道路沿いに住宅等がある。西側は山地である。近隣に東京大学の演習林が広がる。 西達布森林鉄道1921年から1954年にかけて、東京大学演習林内から下金山駅の貯木場まで森林鉄道(北海道演習林・西達布森林鉄道。軌間762mm[14])が稼働しており、木材の積み出しが行われていた。
隣の駅脚注出典
JR北海道
関連項目外部リンク
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