上野幸秀
上野 幸秀(うえの ゆきひで、1970年7月19日 - )は、日本のプロレスラー。覆面レスラーとしてのリングネームは超電戦士バトレンジャー(ちょうでんせんしバトレンジャー)。 経歴FMWの1期生。同期にはフライングキッド市原と三宅綾がいる。同団体旗揚げから暫くレフェリーを務めた後、1990年1月17日、熊本県・熊本小国ドームでの、ザ・シューター2号(正体は三宅綾)との異種格闘技戦でレスラーとしてデビュー。 FMWの「なんでもあり」の興行精神により、キックボクサーである上田勝次とは異種格闘技戦を行い、パンダの着ぐるみを着たレスラーレイ・パンディータ戦では、コミカルな試合展開をするなど、プロレスの幅は広かった。 エル・パンディータとのタッグで、江崎英治のデビュー戦の相手を務めている(江崎のパートナーはアミーゴ・ウルトラ)。 1992年からメキシコに海外武者修行に旅立つ。上野は当初、忍者風マスクマン「カミカゼ・ニンジャ」を名乗っていたが、4月にスペル・ムニェコとのコントラ・マッチに敗れ、マスクを取られる。5月15日のティフアナ大会で、タイガーマスクのようなマスクを被り、ウルトラ・タイガーとして、再びメキシコのリングに上がった。コスチュームはシューティング・スタイルで、蹴りを多用したファイトだったという。現地ではアミーゴ・ウルトラ(帰ってきたウルトラマン、ダミアン)、ウルトラ・タロウ(シコシス)と「ウルトラ・ファミリー」なるトリオを組み、試合を行っていたこともあった。 海外武者修行後は特撮ヒーローものを意識した全身コスチュームの覆面レスラー「超電戦士バトレンジャー」としてFMWマットで再デビュー(3月5日、後楽園ホールでの中川浩二戦にて)。 バトレンジャーとして当初は、かなり分厚いマスクとコスチュームで試合をしていたが、動きが不自由になるのと体力の消耗量が高いため、後に動きやすい物に改良された。これに合わせてリングネームも超電戦士バトレンジャーZと改めた。 一時期、プロレスラーとして、FMWに入門していた中牧昭二は、10歳以上年下でありながらプロレス界では「先輩」である上野を苦手としていた。三宅が中牧に上野について聞いた際「上野?勘弁してくれよ。お前の同級生、ロクなもんじゃねぇーよ」と答えたという。また上野も三宅に中牧のことを聞かれた際には「自分は中牧には何もしていない。しごくも何もすぐに消えたから」と話していたという[1]。 1995年、FMWを円満退社。FMW退団後は、素顔の上野幸秀、覆面レスラー「超電戦士バトレンジャー」として顔を使い分けてフリーとして様々なインディー団体で活動している。 2004年、カナダのプロレス団体「ECCW」でUENOというリングネームでリングに上がった。 2013年2月8日、大阪府立体育会館で行われたZERO1主催「なにわ大花火」での6人タッグマッチに超電戦士バトレンジャーとして参戦。対戦カードは栗栖正伸、リッキー・フジ、黒田哲広、フライングキッド市原、ザ・シューター、超電戦士バトレンジャー vs 大矢剛功、フレディ・クルーガー、クリプト・キーパー、BADBOY非道、悪行戦士ダークレンジャー、ミス・モンゴル。結果はフレディがムーンサルトプレスからの体固めでシューターを抑えて勝利。 得意技
タイトル歴上野幸秀と三宅綾
脚注外部リンク
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