上越市立図書館上越市立図書館(じょうえつしりつとしょかん)は、新潟県上越市に所在する公立の図書館である。 高田図書館(浦川原分館と頚城分館を含む)と直江津図書館で構成されている[1]。 高田図書館
1908年(明治41年)6月27日、私立高田図書館が、新潟県立高田中学校(現・新潟県立高田高等学校)校舎内に開設された。1909年(明治42年)に商議員名義となり、1911年(明治44年)7月に町営に移管し高田町立高田図書館となり[2]、1911年(明治44年)9月1日の高田市制施行により高田市立高田図書館となった[3]。 1957年(昭和33年)、図書館改築促進委員会が設置され、1959年(昭和34年)2月、高田市議会で改築案が採択され、1962年(昭和37年)4月に大手町64番地にて着工(建築予算は3,000万円)、同年12月27日に落成し、1963年(昭和38年)1月20日に竣工した。1969年(昭和44年)には、市立図書館としては初めて、新聞のマイクロフィルム化が行われた[4]。 1994年(平成6年)7月15日、現在地に移築開館した[5]。 2021年(令和3年)4月1日現在の蔵書数は268,408冊である[1]。 分館移動文庫かつて移動文庫専用自動車として、1961年(昭和36年)7月に購入し、同年10月24日より運用開始した『みゆき号』があった[4]。 直江津図書館
1949年(昭和24年)4月1日、直江津町役場に保管されていた御大礼文庫蔵書500冊を移し、これを中心に新刊書を購入し整備して、同日に竣工した直江津公民館に図書部が設置された[6]。 1950年(昭和25年)7月には新潟県立図書館上越分館併設。同時に夏季海浜図書館を開設。1951年(昭和26年)2月には直江津町役場分室2階に移転し、常設図書館となった[7]。1958年4月1日、図書館条例を施行して直江津公民館より独立、沖見町に直江津図書館が誕生した[8]。1961年(昭和36年)4月24日には、市民会館の2階に移転した[9]。 2010年(平成22年)10月1日、直江津学びの交流館1 - 3階に現在の図書館が開館した。Apple社の新型多機能端末iPadが設置されたほか、公衆無線LAN、讀賣新聞社による日本初の本格的オンライン・データベース「ヨミダス」も導入されるなど最新の情報機能も充実している[10]。 2021年(令和3年)4月1日現在の蔵書数は151,872冊である[1]。 脚注
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