上海軌道交通2号線
上海軌道交通2号線(シャンハイきどうこうつう2ごうせん、中文表記: 上海轨道交通2号线、英文表記: Shanghai Metro Line 2)は、上海軌道交通の路線。別称は東西線(とうざいせん、ドンシーせん、东西线)。 概要2000年に開業。現在の営業距離は63.8 kmで、2013年8月30日までは上海地下鉄で最も長い路線であった。 当初、列車の運行系統は広蘭路駅を境に分割され、徐涇東駅 - 広蘭路駅間は8両編成の列車が、広蘭路駅 - 浦東国際機場駅間は4両編成の列車が運行され、広蘭路駅で乗り換えが必要であった(平日ラッシュ時は8両編成の列車が唐鎮駅まで直通)。また、広蘭路駅から浦東国際機場駅までは開業当初は試験運行の扱いで、ラッシュ時間帯を避けた9時から16時までの運行となっていた。その後2010年7月10日から運行時間帯が6時30分から21時までに、次いで2011年9月1日には6時から22時までに拡大された。 2019年4月19日より運行系統が改められ、朝ラッシュ時を除いて広蘭路駅での系統分断および4両編成の運行がなくなり、8両編成の列車が全線を通し運行するようになった。また、広蘭路 - 浦東国際機場間の運行時間帯も22時30分までに拡大された。 南京路の最寄駅である人民広場駅や、4路線が交わる世紀大道駅、中国高速鉄道との接続駅である虹橋駅駅などの主要駅を直結する他、上海虹橋国際空港と上海浦東国際空港への空港連絡鉄道としての側面もある。このため、当路線は上海軌道交通では屈指のドル箱路線となっており、2013年の大晦日における1日利用者数は約163万人と、上海軌道交通全線で最も多かった[1]。 路線データ
沿革
運行形態平日朝は、国家会展中心 - 広蘭路間、淞虹路 - 浦東1号2号航站楼間、広蘭路 - 浦東1号2号航站楼間の3パターンで運行される。このうち、広蘭路 - 浦東1号2号航站楼間の系統は4両編成、その他は8両編成である。それ以外の時間帯は、国家会展中心 - 浦東1号2号航站楼間、淞虹路 - 広蘭路間の2パターンが交互に運行され、いずれも8両編成である[2]。
なお、月曜日から木曜日の深夜に、虹橋駅駅発竜陽路行の列車が2本設定されている。一部の駅のみ停車し、淞虹路以降は下車のみの扱いとなる。
車両
→「アルストム・メトロポリス」および「シーメンス・モジュラーメトロ」も参照
駅一覧
脚注
関連項目 |