上海申花足球倶楽部
上海申花足球倶楽部(漢音読み:シャンハイ-しんか-そっきゅうくらぶ、上海申花足球俱乐部)は、中華人民共和国の上海市をホームタウンとする、中国プロサッカーリーグ(中国超級)に加盟するプロサッカークラブ。 概要華東隊として1951年に創立した。ホームタウンは上海市である。 チーム名の申花は上海の企業グループ上海申花集団を示す。かつてのチーム名にあるSVAは液晶ディスプレイ製造や通信事業を中核とする電機メーカーグループ「上海広電集団(SVA)」、「文広」は上海テレビなどが属する上海メディアグループ(上海文化広播影視集団、SMG)が由来である。 歴史
華東隊創立。
上海申花に改名。
中国プロリーグ設立。初年度より参加。
上海申花SVA文広足球倶楽部に改名。 AFCチャンピオンズリーグの初年度でもある2002-03大会に初出場すると予選でBECテロ・サーサナ、大田、鹿島のグループAを1勝2敗の3位で終えグループリーグ敗退した。
2年連続の2回目の出場となったAFCチャンピオンズリーグ2004の予選で全北、磐田、BECテロ・サーサナのグループEを3勝3敗の3位で終えた。2年連続で3位でグループリーグ敗退した。
大分トリニータと業務提携。
3回目の出場となったAFCチャンピオンズリーグ2006の予選でドンタム・ロンアンとの2チームによるグループGを2勝で初の決勝トーナメントに進出した。準々決勝で全北と対戦した。ホームの第1戦を1-0で勝利したがアウェイの第2戦では2-4で敗れ、合計スコア3-4で準々決勝で敗退が決定した。
2月に上海聯城のオーナー朱駿に買収され、申花の選手15名と聨城の選手15名で構成されたクラブとなる。 上海聯城と完全統合。リーグ開始前に上海申花聨盛足球倶楽部に改名。 2年連続の4回目の出場となったAFCチャンピオンズリーグ2007の予選で浦和、シドニー、ペルシク・ケディリのグループEを1勝2分3敗でグループリーグ最下位の4位で終えた。グループリーグ敗退した。 2回目の出場でこの年で最後となったA3チャンピオンズカップ2007では浦和、城南一和天馬、山東魯能と対戦し、2勝1敗で優勝した。大会最優秀選手に上海申花の李鋼が受賞した。
2008年中国サッカーリーグ2位として、5回目の出場となったAFCチャンピオンズリーグ2009の予選で鹿島、水原、アームド・フォーシズのグループGを2勝2分2敗の3位で終えグループリーグ敗退した。
6回目の出場となったAFCチャンピオンズリーグ2011の予選で水原、鹿島、シドニーのグループHを2分4敗でグループリーグ最下位の4位で終えた。グループリーグ敗退した。また12月12日、チェルシーFCから元フランス代表FWであるニコラ・アネルカを獲得した。年俸は1060万ユーロと言われている。
2012年6月20日、UEFAチャンピオンズリーグを制したばかりのチェルシーからコートジボワール代表FWのディディエ・ドログバ、コロンビア代表MFジョヴァンニ・モレノが加入した。
2013年1月、給与未払いなどの問題からドログバが退団し、ガラタサライへ移籍。またアネルカも同様にユベントスへと移籍した。
三菱重工空調系統(上海)有限公司とのスポンサー契約を発表した[1]。スポンサー契約により、上海申花のユニフォーム背中に「三菱重工空調」の文字が入る。 6月25日、スペインのレバンテUDからマリ代表MFモハメド・シソッコを獲得すると、2日後の6月27日にトルコのベシクタシュJKからセネガル代表FWデンバ・バを獲得した。
インテル・ミラノからコロンビア代表のフレディ・グアリンを獲得した。またナイジェリア代表FWのオバフェミ・マルティンスも獲得した。
グレゴリオ・マンサーノ監督が2016シーズンをもって退任し、デンバ・バがベシクタシュ(トルコ)へ期限付き移籍となった。 2017シーズンよりウルグアイ人のグスタボ・ポジェが新監督に就任。補強面ではボカ・ジュニアーズ(アルゼンチン)からカルロス・テベスを移籍金200万ユーロ程度で、世界最高額とも言われる年俸4000万ユーロで獲得し、世界的な話題を集めた。 AFCチャンピオンズリーグの本戦出場をかけてプレーオフラウンドから出場した。2月9日、ホームでオーストラリアのブリスベン・ロアーと対戦したが0-2で敗れて、大会からの敗退が決まった。結局リーグ戦もライバル上海上港との上海ダービーに大敗するなど11位と低迷し、ポジェ監督は途中退任し、呉金貴監督が就任。呉のもとで2017中国FAカップで上海上港に3-3(アウェイゴール2-0)で勝利し優勝、翌年のアジアチャンピオンズリーグ出場権を獲得した。 2018年 リーグ戦7位。パラグアイ代表MFオスカル・ロメロを獲得するも、デンバ・バは上海上港戦で骨折しその後退団した。 AFCチャンピオンズリーグのグループリーグに出場も、水原三星、鹿島アントラーズ、シドニーFC相手に5分1敗で最下位に終わった。年末に呉金貴監督が退任し、新監督にスペイン人のキケ・フローレスが就任。 2019年 長春亜泰からナイジェリア代表オディオン・イガロ、ASローマからイタリア代表エル・シャーラウィ、全北現代から韓国代表キム・シヌクらを補強も、リーグ戦13位と低迷。キケ・フローレスが7月に辞任し、後任に元韓国代表監督の崔康熙が就任。年末の。中国FAカップで山東泰山を破り優勝した。フレディ・グアリンが退団。 2020年 新型コロナウイルス感染爆発で、リーグ戦開催が遅れ集中開催に。最終順位は7位。 イガロはマンチェスター・ユナイテッドへ(レンタル後、退団)エル・シャーラウィはASローマへ復帰。オバフェミ・マルティンスも退団(武漢へ) AFCチャンピオンズリーグ2020ではグループリーグで蔚山現代、FC東京、パースグローリーと対戦し2勝1分3敗の3位で敗退。 2021年 リーグ戦9位。8月に崔康熙が辞任。後任はクラブOBの毛毅軍が代行を務めた。10年在籍し、クラブ最多得点記録を更新したキャプテンのジョヴァン二・モレーノが退団。 2022年 リーグ戦10位。呉金貴が6回目の監督就任。 2023年 ホーム&アウェイが復活。スポンサー変更の兼合いにより、ホームスタジアムを虹口スタジアムから上海体育場へ移転。 リーグ戦5位。中国FAカップで山東泰山を1-0で破り優勝。翌年のアジアチャンピオンズリーグ出場権を獲得。年末に呉金貴監督が退任、後任に元ロシア代表監督のスルツキが就任。クラブ創設30周年を迎えた。 2024年 グラナダCFからポルトガル人DFマナファ、モレイレンセからブラジル人FWアンドレ・ルイス、武漢三鎮からFW謝鵬飛、北京国安からMF高天意を獲得した。 2月25日、中国FAスーパーカップで上海海港を1-0で破り、4回目の優勝を果たした。 2024年でスーパーリーグ2位。1位の上海海港がFAカップでも優勝したため、次期ACL本試合出場権獲得[2]。 タイトル国内タイトル
国際タイトル
表彰
過去の成績
2020シーズンは新型コロナウイルス感染拡大の影響により、8チームずつ2つのグループに分かれて予選を行い、各グループ上位4チーム計8チームが優勝を争う決勝トーナメントに、下位4チーム計8チームが降格を争う残留プレーオフに進む形で開催された。 現所属メンバー
注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。
※星印は外国人選手を示す。 歴代監督
歴代所属選手→詳細は「Category:上海申花足球倶楽部の選手」を参照
GKDF
MF
FW
ダービーマッチ同じ上海に本拠地を置く上海海港足球倶楽部との対戦は上海ダービーとなる。 エンブレムエンブレムの基調になる赤・青・白はスポンサー申花グループのコーポレートカラーが元になっている。2002年に複数の企業からスポンサーを受けるようになると。左上にチーターの図案を配し、ロゴマークの「S」に各社の頭文字を含めるため重ねた文字が使われるようになった。2007年にエンブレムが一新され、走る姿のチーターは顔だけが描かれるようになった。ロゴマーク「S」の重ねもなくなったが、その代わりチーターの顔の中にデフォルメされた「S」2文字がデザインされた。チームロゴSFCの上にあるカーブは上海市の花である木蓮の花弁をイメージする[3]。 脚注
外部リンク
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