上州新屋駅
上州新屋駅(じょうしゅうにいやえき)は、群馬県甘楽郡甘楽町金井にある上信電鉄上信線の駅。 歴史開業と改称1915年(大正4年)7月、上野鉄道により、吉井駅 - 福島駅(現:上州福島駅)間に「新屋停留所」として開設された[1][2]。地元の要望により設置され、土地と建物は地元の寄附を受けた[2][3]。その後、鉄道省との連帯運輸の開始を受けて、「上州新屋停留所」に改称した[2]。 開設当時は無人であり、乗車券の販売については民家に委託していた[2]。1924年(大正13年)の電化後は、車掌が車内販売する形に変わった[2]。 県道拡張に伴う駅舎新築移転群馬県道203号金井高崎線の拡幅工事により、線路南側にあった駅舎(1950年建設、木造平屋建て、延べ床面積約40平方メートル)が北側に移転されることになり、2022年8月26日始発から新駅舎・ホームの供用を開始した[4]。当初は同年3月に新築移転予定だったが[5]、資材不足などで8月にずれ込んだ[4]。 年表
駅構造単式ホーム1面1線の地上駅。木造駅舎を有する。かつては有人駅であったが、現在は無人駅である。以前は上信電鉄の委託駅であった。 2022年に新築された駅舎は木造平屋建て延べ床面積約35平方メートルである[4]。 利用状況
駅周辺駅の東約200 mの所に新屋信号所があるが、通常は同信号所で列車交換を行う機会は少ない。 駅の高崎側に川が流れておりホームはその崖の上まで達しているが、この川の名前は三途川である。やや上流には三途橋という橋がある。たもとには仏教説話における三途川で、六文銭の徴収係を務めているとされる奪衣婆が祀られている。
隣の駅脚注注釈出典
参考文献
関連項目外部リンク
|