上古沢駅
上古沢駅(かみこさわえき)は、和歌山県伊都郡九度山町大字上古沢にある南海電気鉄道高野線の駅。標高230 m(橋本駅との高低差は+138 m)。駅番号はNK83。 歴史
駅構造単式ホーム1面1線を持つ地平駅である。ホーム有効長は2扉車4両。山岳を経由しているため、ホームは傾斜面上にある。かつては交換設備を有する相対式ホーム2面2線の駅であったが、2017年の台風21号の影響で当駅構内で道床流出、さらには駅西側斜面で地すべりが発生し、高野下駅 - 極楽橋駅間が不通となり[8]、その後2018年3月31日から運転を再開したが、交換設備は隣の下古沢駅に移設され[12]、従来の高野山方面ホームに上下列車を発着させる形で、当駅の交換設備は廃止となった(棒線化)[12]。旧難波方面ホームの線路並びに安全側線は撤去され、ホーム内も立入禁止の鎖がされている。駅舎は旧難波方面ホームの高野山駅寄りにあり、現在の上下線ホームへは構内踏切で連絡している。 終日駅係員無配置のため自動券売機はなく、乗車駅証明書発行機及び遠隔対応装置(インターホン・スピーカー)が設置されている。自動改札機は近隣駅と同じくICカード対応のものが設置されている。 トイレがある。 なお、前述の地すべりについては、南海電鉄が和歌山県などと共同で2021年現在も対策工事を施工中である[13]。 のりば
※実際には構内に上記ののりば番号表記はないが、スマートフォン向けアプリ「南海アプリ」では、現在使用しているホームを1番のりばと扱っている。使用を停止している2番のりばが駅舎側のホームである。 利用状況2023年(令和5年)度の1日平均乗降人員は13人[南海 1]で、南海の駅(100駅)では97位[南海 1]である。
駅周辺隣の駅脚注出典本文中の出典
利用状況の出典
関連項目
外部リンク
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