三井アウトレットパーク 滋賀竜王
三井アウトレットパーク 滋賀竜王(みついアウトレットパーク しがりゅうおう、Mitsui Outlet Park Shiga Ryuo)は、滋賀県蒲生郡竜王町にある三井アウトレットパーク系列のアウトレットモールである。施設コンセプトは、豊かな自然環境を生かした「環境共生型アウトレットモール」[3][2]。 概要2009年(平成21年)1月19日に三井不動産が出店計画を発表し、2010年(平成22年)[4]7月8日に開業した[2][5][6][7][11]。京滋エリア初(当時、近畿地方では3施設目)のアウトレットで[2][11]、三井アウトレットパーク 入間・三井アウトレットパーク ジャズドリーム長島に次ぎ、日本第3位の施設規模である。テナントは日本初出店が25店舗、関西初が49店舗であり、コンビニエンスストアのファミリーマートはアウトレットへの出店は三井アウトレットパーク入間に次いで2店舗目。 付近に鉄道駅はないが[注 1]、想定商圏人口は約1,000万人以上とし[3][12]、滋賀県内はもとより近畿地方(京都府・大阪府・奈良県・兵庫県)、北陸地方(福井県・石川県)、東海3県(三重県・岐阜県・愛知県)の一部も商圏として想定している[4]。 2013年(平成25年)7月11日に第2期が増設され第1期のリニューアルと合わせ、店舗数237、延床面積92,000 m2と日本最大級のアウトレットモールとなった[8][9]。第2期の建物デザインは「FLOWERS」と呼ばれる建物3階部分に開放感ある空間が創出され[9][13]、北モールの1階および2階は全天候型の駐車場が増設された[14]。 沿革建物北モールと南モールで構成されており、モール東側には人工の八重谷沈砂池が配置されている[14]。テナント(店舗)の詳細は、公式サイトのショップガイドまたはフロアガイドを参照。
アクセス
交通への影響開業による周辺への影響として、名神高速道路や国道477号などの大幅な交通渋滞が懸念された[18]。地元市町、三井不動産の担当者らは交通対策会議を設け、国道477号の拡幅工事や、アウトレットの出入口付近での信号機のない左折レーンの新設、5,000台収容の駐車場の確保など[12]、万全の体制を整えた[19]。三井不動産・竜王町・滋賀県警察の3者の検討により、野洲駅と近江八幡駅から近江鉄道バスによる路線バスの運行が開始された[20]。 プレオープンでは、10時から14時30分までの間、名神高速道路(上り線)竜王IC - 草津JCT間で最大15 km、国道1号でも湖南市石部口 - 栗東市小柿付近の間で最大6 kmの渋滞が発生し、湖南市長(当時)の谷畑英吾は「以前から指摘してきた混乱が生じたことは極めて遺憾。市民生活を守る抜本的な対策を大至急講じてほしい」とコメントした[19]。 ギャラリー
脚注注釈出典
参考文献
関連項目外部リンク |