ヴェルヴェット・コード
『ヴェルヴェット・コード -Velvet Code-』(簡体字中文:拂晓:胜利之刻 / 英語:OTHILA: Azure Aria)は、中華人民共和国に本社を置く上海九游網(9YOU)が開発したスマートフォン用のアクションRPG。日本における公式略称は「ヴェルコ」。中華圏での主な略称は艦O(簡体字:舰O)[注 1]。 概要2013年にサービスを開始した日本のブラウザゲーム『艦隊これくしょん -艦これ-』のヒットに端を発し、中華圏で数多く企画・作成された艦船擬人化を題材とするゲームの1作。中国製で日本に進出した艦船擬人化ゲームとしては累計で9タイトル目となり、日本ではBilibiliの『ブラック・サージナイト』と同じく2021年にリリースが発表された[3]。 「艦霊」と呼ばれる艦船擬人化キャラクターを指揮して長い眠りから蘇り人類を脅かす古代文明の末裔「ラグズ」と戦うと言う設定[3]。 リリース中国大陸では2020年3月に『拂晓:胜利之刻』のタイトルで製作が発表され、広州天梯網絡科技の運営により2021年11月までに3回のβテストを経て、日本版から1年遅れとなる2023年3月16日にリリースされた。 日本版は台湾の唯数娯楽科技(GameHours)が運営権を取得し、同社傘下のWeGames Japan(東京都品川区)が業務委託により運営に当たる体制で2021年4月28日にティザーサイトと公式Twitterを開設[3]。同年11月25日 - 12月2日実施のβテスト[4]を経て2022年2月16日に正式サービスを開始、2023年6月28日15時59分をもってサービスを終了した[5][6]。 繁体字中文(香港・マカオ・台湾)版は香港の百奥家庭互動が運営権を取得し[2]、2023年3月23日よりサービスを開始した。 Girls' Lane日本版の運営終了後、本作のリソースを流用してゲームシステムを放置系に変更した『Girls' Lane』が2023年8月23日より英語圏でリリースされている。日本からはダウンロード・アクセス不可。 2024年11月27日をもってサービスを終了した。 ストーリー舞台は遥か未来。人類は8つの勢力に分かれ覇権争いを繰り返しており、少女たちは「艦霊」という兵器に改造され戦場へと送られていた。その最中の紅月歴41年、古代文明の末裔「ラグズ」が出現し、人類に対する侵略を開始。これに対処するため人類は「連盟」を結成しラグズと戦うこととなった。 ゲームシステム
登場艦船・キャスト中国大陸版では同ジャンルの他のゲームの大半が大日本帝国海軍の艦船のみ変名(河蟹)としているが、本作では連合国・枢軸国の別を問わず変名が使用される場合がある。日本版にはそのような規制は無い。
八咫(やた)開発時の仮称は「J国」。≪毅然≫を象徴する国家。大日本帝国海軍が基になっている。
ユナイト開発時の仮称は「U国」。≪傲慢≫を象徴する国家。アメリカ海軍が基になっている。
ロメリア王国開発時の仮称は「E国」。≪栄光≫を象徴する国家。イギリス海軍が基になっている。
オルガ帝国開発時の仮称は「G国」。≪独裁≫を象徴する国家。国防軍時代のドイツ海軍が基になっている。
ナシェル共和国開発時の仮称は「F国」。フランス海軍が基になっている。
レガート開発時の仮称は「I国」。イタリア海軍が基になっている。
ヴォルク連合ソビエト海軍が基になっている。
鳳棲開発時の仮称は「C国」。第二次世界大戦期の中華民国海軍が基になっている。
脚注注釈
出典
外部リンク
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