2000年国勢調査に基づく ワシントン・ボルチモア・北バージニア広域都市圏 - アメリカ合衆国行政管理予算局 (Office of Management and Budget、OMB)による
1990年国勢調査に基づく地図
ワシントン・ボルチモア広域都市圏 (Baltimore-Washington Metropolitan Area)は、コロンビア特別区のワシントンD.C. とメリーランド州のボルチモア を中心とした広域都市圏 である。
この地域には、メリーランド州 中央部、北バージニア およびウェストバージニア州 東部にあたるジェファーソン郡 が含まれる。
この地域は、アメリカの広域都市圏 でも最も教育程度が高く、収入も多く、大きさも第4位に当たる[ 1] [ 2] 。
公式には、この地域はアメリカ合衆国行政管理予算局 (Office of Management and Budget、OMB) により「ワシントン・ボルチモア・北バージニア広域都市圏」(Washington-Baltimore-Northern Virginia, DC-MD-VA-WV CSA)と指定されている。
基本的に「ワシントン都市圏」と「ボルチモア都市圏」という二つの都市圏に加えて、隣接してはいないが通勤圏にある3つの小さい都市圏、「ウィンチェスター都市圏」、「レキシントンパーク都市圏」、「カルペパー都市圏」が含まれる。OMB公式では含まれていないものの、この地域に属していると考えている郡や都市もある。これには主として、この地域への近さや通勤者の多さ、地方放送局の影響などによるものである。
ボルチモア・ワシントン広域都市圏の人口は2010年の国勢調査によれば 8,924,087人であった[ 3] [ 4] [ 5] [ 6] [ 7] [ 8] 。
最も人口が多い都市はワシントンDCで、 620,996人。もっとも人口の多い郡はバージニアのフェアファックス郡 で100万人を超える。
広域都市圏の構成要素
2010年度国勢調査 による広域都市圏内に所属する郡と独立市 は以下の通りである。
ワシントン・アーリントン・アレクサンドリア都市圏 (4,377,008人)
ベセスダ・フレデリック・ゲイザースバーグ都市圏 (1,205,162人)
主要都市の一覧
完全な一覧については、ボルチモア・ワシントン都市圏の都市の一覧en:List of cities in the Baltimore-Washington Metropolitan Area を参照。 [ 9]
ボルチモア地区
経済
主要産業
バイオテクノロジー
アメリカの医学研究の総本山アメリカ国立衛生研究所 が立地しているため、ワシントン近郊はバイオテクノロジー 関連の民間企業が集積している。主な企業はダナハー 、ハワード・ヒューズ医学研究所 、en:MedImmune 、en:The Institute for Genomic Research 、などである。
防衛関連産業
ペンタゴン 近隣地区には多くの防衛関連産業が拠点を置いている。この中にはロッキード・マーティン 、ノースロップ・グラマン 、ジェネラル・ダイナミクス 、コンピュータ・サイエンシズ・コーポレーション 、FNハースタル USAなどがある。
その他の企業
交通
ボルチモア・ワシントン国際空港
ロナルド・レーガン・ワシントン・ナショナル空港
ワシントン・ダレス国際空港
地下鉄
主要空港
鉄道輸送システム
主要ハイウェイ
インターステイト
国道
参考文献
関連項目