ローズ駅
ローズ駅は廃止されたロンドン地下鉄の駅である。当駅はメトロポリタン鉄道(現在のメトロポリタン線)のベーカー・ストリート駅から北への最初の支線として建設されたメトロポリタン&セント・ジョンズ・ウッド鉄道の北の終点として1868年に開業した。 駅名は駅近くのローズ・クリケット・グラウンドに因んだものである。 1930年代中期、メトロポリタン線各支線からの列車が集中するフィンチリー・ロード - ベーカー・ストリート間の線路容量は限界に達していた。この集中を緩和するため、ベーカー・ストリートのベーカールー線トンネルからフィンチリー・ロードまでのシールド工法の新線が建設された。メトロポリタン線スタンモア支線の機能は1939年11月20日にベーカールー線スタンモア支線に引き継がれ、ベーカー・ストリートに流れ込む乗客が分散、メトロポリタン線を通過する列車数が削減された。 メトロポリタン線のフィンチリー・ロード - ベーカー・ストリート間の駅は廃止され、当駅近くにベーカールー線スタンモア支線(現在のジュビリー線)セント・ジョンズ・ウッド駅が新設された。 当駅の地上構造物は1960年代後半まで残っていた。 当駅跡付近に、メリルボーン駅からのびるメイン・ラインの駅を作る構想があるが、ロンドン交通局のレポートによると優先順位は低く、実現の可能性は低い。 関連項目ベーカールー線スタンモア支線の開業により以下のメトロポリタン線の駅が廃止されている。 外部リンク |