ロジャー・ラビット (コンピュータゲーム)
『ロジャー・ラビット』は、1989年2月16日にファミリーコンピュータ ディスクシステム用に発売されたコンピュータゲームソフトである。 概要タッチストーン・ピクチャーズ制作の映画『ロジャー・ラビット』のキャラクターが起用されている。北米では版権の問題からキャラクターがバッグス・バニーに置き換えられ、NES用ソフトとして『The Bugs Bunny Crazy Castle』のタイトルでリリースされている。 また、半年後の1989年9月5日にはゲームボーイ用ソフトとして『ミッキーマウス』がリリースされており、こちらはキャラクターがウォルト・ディズニー・カンパニーのミッキーマウスに差し替えられているが、基本ルールはディスクシステム版『ロジャー・ラビット』とほぼ同一内容である。こちらも北米においてはキャラクターとしてミッキーマウスではなくバッグス・バニーが使用され、NES版と同じ『The Bugs Bunny Crazy Castle』のタイトルで発売されている。 本項では上記全ての作品について解説する。 ゲーム内容全60ステージ[1]を進行していく面クリア型のアクションゲーム。ロジャー・ラビットを操作し、通路や階段を行き来しながら各ステージに散らばっているハート[2]を探し、全てのハートを獲得すればステージクリアとなる。ハートを獲得するごとに100点、ステージクリアするごとにエクステンドがある。 各ステージ中には敵キャラクターが徘徊しており、自機がそのまま接触すると1ミスとなる。ロジャー・ラビットはそのままでは攻撃手段を持たないが、ステージに設置されているグローブや錘などの攻撃アイテムを使用することで敵キャラクターを倒すことができる。ジャンプアクションは不可能なため、アイテムがない場合は階段などを利用して敵キャラクターを誘導し回避する必要がある。グローブで敵を倒すと500点、錘など横に押すアイテムで敵を倒すと1000点が入る。 セーブ機能は無いが、ステージクリア時に英数字4文字のパスワードが表示され、ゲーム開始時にパスワードを入力することでパスワードを取得したステージからゲームを再開できる。 移植版
リメイク版
スタッフ
評価
続編このシリーズは通称クレイジーキャッスルシリーズと称され、同一内容でも発売される地域やプラットフォームにより異なるキャラクターが使用されている。日本においては1990年代前半の多くの作品でミッキーマウスが起用されている一方、北米ではバッグス・バニーの起用を中心としている。 シリーズ初期は日本での展開では「クレイジーキャッスル」という名称は使用されていなかったが、ゲームボーイ用ソフト『バックス・バニー クレイジーキャッスル3』、ゲームボーイカラー用ソフト『バックス・バニー クレイジーキャッスル4』およびゲームボーイアドバンス用ソフト『ウッディー・ウッドペッカー クレイジーキャッスル5』の3作品は日本においても作品タイトルにクレイジーキャッスルの名を明記している。 →「en:Crazy Castle」も参照
脚注
外部リンク |
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