ロシア連邦軍参謀本部軍事アカデミー
ロシア連邦軍参謀本部軍事アカデミー(ロシアれんぽうぐん さんぼうほんぶ ぐんじアカデミー、ロシア語: Военная академия Генерального штаба Вооруженных сил Российской Федерации、英語: Military Academy of the General Staff of the Armed Forces of Russia)は、ロシア連邦軍の幕僚学校。将官候補者の教育を行う。所在地はモスクワ・ホルツノヴァ通り14番地。 概要参謀アカデミーは帝政時代の1832年から存在していた(ロシア帝国軍参謀本部アカデミー)。1918年設立のフルンゼ軍事アカデミーに設置されていた高級指揮課程を基に、1936年にソビエト連邦軍の教育機関として設立された。 佐官(大佐・中佐・少佐)の階級で当校に入学できたが、ほとんどの学生は大佐昇進直後の士官か、将官のいずれかであった。原則として30代後半で入学する。当校に選抜された将校は、まず該当する兵科または支部のアカデミーに通うことになる。まだ将官や提督でなかった卒業生は、通常、課程修了後しばらくしてこの階級に昇進した。士官学校の修業年限はわずか2年で、兵科学校やアカデミーの修業年限が3年であるのとは対照的であった。 参謀本部の教授や学生は、ロパーチン少佐のソ連末期時の赤軍再編に関する議論に関与し、大幅な兵力削減について具体的な提案を行ったとされる[1]。 2017年11月22日の時点で、ウラジミール・ザルドニツキー大将が校長を務めている。 校名の変遷
脚注
参考文献
|