ロザーナ
「ロザーナ」(Rosanna)は、アメリカ合衆国のロックバンドであるTOTOが1982年に発表したアルバム『TOTO IV~聖なる剣』に収録されている楽曲。この曲は1983年にグラミー賞最優秀レコード賞を獲得した[1]。また、最優秀楽曲賞にノミネートされた。 この曲はビルボードのホット100で5週間連続2位を記録し[2]、全英シングルチャートで12位を記録した[3]。 解説「ロザーナ」は、メンバーのデヴィッド・ペイチによって書かれた曲である。この曲は、メンバーのスティーヴ・ポーカロと女優のロザンナ・アークエットの消滅した関係を歌ったものだといわれている。しかし実際は誤解であり、ペイチはコーラスに相応しい女性名を採用したに過ぎない [4]。 Aメロはスティーヴ・ルカサー、Bメロをボビー・キンボールが歌唱している。 チャート
年間チャート
サンプリングによる使用イギリスの音楽グループであるアート・オブ・ノイズが「ロザーナ」を1秒サンプリングした1983年のトラック「Beat Box (Diversion One)」が、彼らのアルバム『誰がアート・オブ・ノイズを…』と『Daft』に収録されている。. ドラム・パターンこの曲でドラマーが演奏する通常のパターンは、「ハーフタイム・シャッフル」(パーディ・シャッフル)と呼ばれるもので、ジャズの影響を受けている。ゴースト・ノートを特徴とし、演奏したジェフ・ポーカロは「バーナード・パーディ・ハーフタイム・シャッフル」または「ジョン・ボーナム・ビート」(ボーナムがレッド・ツェッペリンの「フール・イン・ザ・レイン」で演奏しているため)と呼んでいた。そのパターンの難易度は非常に高いが、ジェフ・ポーカロによって演奏された。 ミュージック・ビデオビデオでは、都会の街影で赤いきらびやかなドレスを羽織ったダンサーのロザーナと灰色の背景を対照させている。バンドは鎖状のフェンス内で演奏している。シンシア・ローズがリード・ダンサーを演じ、パトリック・スウェイジが男性ダンサーの1人を演じている。彼らは1987年の映画『ダーティ・ダンシング』で再度共演した。 脚注
外部リンク
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