ランドルフ・オドゥバー
ランドルフ・オドゥバー(Randolph F. Oduber、1989年3月18日 - )は、オランダ自治領アルバ・パラデラ出身のプロ野球選手(外野手)。左投右打。 日本ではオデュベルと表記されることが多い。 経歴プロ入り前オランダ領アルバ出身。2008年にアメリカ合衆国に渡り[1]、ウェスタン・オクラホマ州立短期大学に入学。 2009年にサンフランシスコ・ジャイアンツからドラフト48巡目(全体1437位)で指名されたが入団には至らなかった。 プロ入りとナショナルズ傘下時代2010年のMLBドラフト32巡目(全体956位)でワシントン・ナショナルズに入団[2]。 2013年開幕前の3月に開催された第3回WBCのオランダ代表に選出された[3]。 2014年9月2日に第1回フランス国際野球大会のオランダ代表に選出された[4]。同大会でオランダ代表は初代優勝国となった[5]。 大会終了後の12日に第33回ヨーロッパ野球選手権大会のオランダ代表に選出された[6]。同大会ではオランダ代表が大会の記録である自国の20回の優勝を塗り替える3大会振り21度目の優勝を果たした[7]。 2015年オフの10月12日に第1回WBSCプレミア12のオランダ代表候補選手36名に選出され[8]、10月20日に第1回WBSCプレミア12のオランダ代表選手28名に選出された[9]。 2016年開幕前にナショナルズを解雇された。ナショナルズではAA級で13試合に出場したのが最高で、殆どがA級以下でのプレーだった。 ナショナルズ退団後2016年シーズン途中にオランダ・ホーフトクラッセのキュラソー・ネプテューヌスと契約を結んだ。 オフの8月25日に第2回フランス国際野球大会のオランダ代表に選出された[10]。9月7日に第34回ヨーロッパ野球選手権大会のオランダ代表に選出された[11]。両大会で優勝を果たした[12]。 2016年10月18日に日本代表との強化試合のオランダ代表に選出された[13]。日本代表との強化試合を行う前の11月1日に、オランダ代表経験者のダシェンコ・リカルドと共にアメリカン・アソシエーションのリンカーン・ソルトドッグスと契約を結んだ[14]。 2017年開幕前の2月7日に同年のアメリカ遠征のオランダ代表に選出された[15]。2月9日に第4回WBCのオランダ代表に選出され、2大会連続2度目の選出を果たした[16]。 2018年4月4日にファーゴ・ムーアヘッド・レッドホークスにトレード移籍した[17]。7月にリンカーン・ソルトドッグスに復帰し、2019年までプレーした。 2020年はイタリアンベースボールリーグのフォルティチュード・ボローニャでプレーした。 2021年はオランダ・ホーフトクラッセのホーフトドルプ・ピオニールスでプレーした。 選手としての特徴スピードが最大の持ち味で[1]、2010年はルーキーリーグを中心に47試合で18盗塁、2011年は1Aを中心に60試合で25盗塁を記録している[2]。 2012年はA+級のカロライナリーグで四球14に対して三振は77であり、選球眼に乏しいのが課題である[2]。 詳細情報表彰
代表歴
脚注
外部リンク
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