ラス・ベンタス・デ・サン・フリアン
ラス・ベンタス・デ・サン・フリアン(Las Ventas de San Julián)は、スペイン、カスティーリャ=ラ・マンチャ州、トレド県の自治体。 地名ラス・ベンタス・デ・サン・フリアンという名称のサン・フリアンは自治体の守護聖人の名で、かつての名称は単にサン・フリアンであった。それに、旅人や羊飼いを泊らせるために建てられたventa(宿屋、旅籠の意)の複数形ベンタスが付加されてできた地名である 地理ラス・ベンタス・デ・サン・フリアンはグレドス山脈のふもとアラニュエーロ平原の中のラ・カンパーナ・デ・オロペーサ地区(La Campana de Oropesa)にあり、山に囲まれた平野部に位置する。 ラス・ベンタス・デ・サン・フリアンはカルサーダ・デ・オロペーサ、オロペーサの飛地デエサ・デ・ビジャルバと隣接し、両自治体に挟まれて飛び地が存在する。 人口2011年1月1日現在の人口は228人。
歴史ラス・ベンタス・デ・サン・フリアンのあるこの地域は再征服された後、アビラの村・大地共同体(Comunidades de villa y tierra de Ávila)に属する牧草地として分割されて入植が行われた。その中の牧草地がサン・フリアンと呼ばれていた今日のラス・ベンタス・デ・サン・フリアンである。この地は通行地となっており、18世紀には、住む者もいないのにすでに3軒の食堂兼宿屋が建てられていた。 この地はオロペーサの領主の所領で、アビラ司教区(Diócesis de Ávila)の管轄区にあった。 政治自治体首長はカスティーリャ=ラ・マンチャ社会党(Partido Socialista de Castilla-La Mancha、PSCM-PSOE)のフェルナンド・カレーラス・アセニェーロ(Fernando Carreras Aceñero)[5]で、自治体評議員は、カスティーリャ=ラ・マンチャ社会党:3、カスティーリャ=ラ・マンチャ国民党(Partido Popular de Castilla-La Mancha):2となっている(2011年5月22日の自治体選挙結果、得票順)[6]。 司法行政ラス・ベンタス・デ・サン・フリアンはタラベーラ・デ・ラ・レイナ司法管轄区に属す[7]。 脚注
外部リンク |
Portal di Ensiklopedia Dunia