ラストエンペラー (テレビドラマ)
『ラストエンペラー』(中: 末代皇帝)は中華人民共和国で放送されたテレビドラマ。愛新覚羅溥儀の生涯をドラマ化したものである。 なお、VHSソフトの邦題は『末代皇帝 THE LAST EMPEROR』だったが、後の地上波・BS放送とDVDソフトでは邦題が『ラストエンペラー』となった。 概要溥儀の自伝『我が半生』(原題:我的前半生)に基づき、溥儀の弟・溥傑の監修の下に製作されたもので、溥儀が光緒帝の死によって僅か3歳で帝位に即いてから、辛亥革命、満州国建国、終戦、撫順での「改造」を経て、北京に戻り周恩来からそのことを祝福されるまでを描いている。 物語色の強い映画『ラストエンペラー』に比べ、溥儀自身の回想や親族の証言に基づいた内容となっており、一部には当時の実写フィルムが用いられるが、登場人物が一部仮名になっており、シチュエーションも一部を変えてあるなど、テレビドラマだけに脚色も見られ、全てが事実というわけではない。 タイトルの『末代皇帝』とは文字通り最後の皇帝という意味であり、溥儀の生涯を扱うドラマにとってはふさわしいタイトルである。題字は溥傑により揮毫された。なお、映画『ラストエンペラー』も中国での公開時は「末代皇帝」というタイトルであった。 キャストは日本人の登場人物も中国人俳優が演じている。日本人のセリフは日本語で作成されており、音声は日本語、字幕は中国語で当てられている。 このドラマ以降の溥儀の生涯を扱ったものとして、少々このドラマと時代が重なるが、映画『火龍』がある。 出演者(実在人物のみ記載、架空や変名の登場人物は一部省略。西洋人の出演者は漢字表記のまま記載した。)
ナレーション…羽佐間道夫 その他の日本語吹き替え ‐ 藤本譲、広瀬正志、斉藤茂、滝沢ロコ、藤田昇、田口昂、筈見純、加藤正之 スタッフ
日本語版スタッフ
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