ラウール・アレバロ
ラウール・アレバロ(スペイン語: Raúl Arévalo Zorzo, 1979年11月22日 - )は、スペイン・マドリード県モストレス出身の俳優・脚本家・映画監督。2006年のアントニオ・バンデラス監督作品『El Camino de los Ingleses』などで国際的に知られている。姉妹に音響技師のタマラ・アレバロがいる。メリーナ・マシューズと交際している。 経歴2001年から2002年に2シーズンにわたって放送されたテレビドラマ『Compañeros』で俳優デビューした。2003年には『Los abajo firmantes』で映画デビューし、ハビエル・カマラやフアン・ディエゴ・ボットと共演した。2004年にはマヌエル・ゴメス・ペレイラ監督の『Cosas que hacen que la vida valga la pena』に出演した。2003年から2005年には、テレビドラマ『Hospital Central』、『Cuéntame cómo pasó』、『Aída』、『Motivos personales』にも出演している。長編映画のほかには、短編映画や舞台にも出演している。 2006年にはダニエル・サンチェス・アレバロ監督の映画『漆黒のような深い青』(『蒼ざめた官能』)で演技者として突き抜けた。この作品ではスペイン俳優組合賞の新人男優賞を受賞している[2]。同年にはアントニオ・バンデラス監督の『El Camino de los Ingleses』にも出演。2007年には『Scandalous』や『Seven Billiard Tables』に出演し、後者ではマリベル・ベルドゥと共演した。ベルドゥとは2008年に『Los girasoles ciegos』でも共演している。2009年にはサンチェス・アレバロ監督の『デブたち』に出演し、この作品でゴヤ賞の助演男優賞を受賞した[2]。 2012年3月30日には、メディーナ・デル・カンポ映画週間で21世紀の俳優賞を受賞した。2013年にはペドロ・アルモドバルのコメディ映画『アイム・ソー・エキサイテッド!』に出演し、ゲイのキャビンアテンダントを演じた。2014年にはアルベルト・ロドリゲス監督のスリラー『マーシュランド』に出演し、ゴヤ賞主演男優賞にノミネートされた[2]。2013年から2014年にはアンテナ3のテレビドラマ『情熱のシーラ』に出演し、アドリアーナ・ウガルテ演じる主人公シーラの婚約者を演じた。2016年にはアントニオ・デ・ラ・トーレやルイス・カジェホなどを起用した初監督作品『静かなる復讐』が公開された。2017年2月に授賞式が行われた第31回ゴヤ賞でこの作品は11部門にノミネートされ、アレバロは新人監督賞・作品賞・脚本賞を受賞した。 フィルモグラフィー出演作品長編映画
短編映画
テレビ
舞台
監督作品
受賞とノミネート
脚注
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