アルベルト・ロドリゲス・リブレロ
アルベルト・ロドリゲス・リブレロ(Alberto Rodoriguez Librero, 1971年5月11日 - )は、スペイン・セビリア出身の映画監督・脚本家。 経歴1971年にアンダルシーア地方のセビリアに生まれ、セビリア大学情報科学部で映像学と音響学を学んだ。アマチュア監督として映画人としての経歴をスタートさせた。1997年にはサンティアゴ・アモデオと共同で、30,000ペセタの予算で短編『Banco』を製作した。この作品は15の賞を受賞し、1999年には400万ペセタの予算とシネマスコープでの新バージョンの撮影を許された。2000年には長編『El factor Pilgrim』を製作し、サン・セバスティアン国際映画祭で審査員特別新人監督賞を受賞した[1]。 2005年の『7人のバージン』(2005年)はゴヤ賞で新人男優賞(ヘスス・カローサ)を受賞し、自身は監督賞と脚本賞にノミネートされた。『After』(2009年)でもゴヤ賞の脚本賞にノミネートされた。『UNIT 7 ユニット7/麻薬取締第七班』(2012年)はゴヤ賞で最多の16部門にノミネートされ、助演男優賞(フリアン・ビリャグラン)・新人男優賞(ホアキン・ヌニェス)の2部門で受賞した[2]。 2013年にはグアダルキビール川の沼地の環境を舞台とした警察物の映画『マーシュランド』を撮影し[3]、2014年9月に公開された。フェロス賞ではドラマ賞(ドラマ映画の最優秀作品賞)や監督賞を受賞し、ハビエル・グティエレスが主演男優賞を、フリオ・デ・ラ・ロサが作曲賞を受賞した。ゴヤ賞では最多の17部門にノミネートされ、作品賞・監督賞・主演男優賞(ハビエル・グティエレス)・新人女優賞(ネレア・バロス)・オリジナル脚本賞・オリジナル作曲賞・撮影賞・編集賞・美術賞・衣装デザイン賞の10部門で受賞した。 2016年の『スモーク・アンド・ミラーズ 1000の顔を持つスパイ』はゴヤ賞で11部門にノミネートされ2部門で受賞。ロドリゲスはラファエル・コボスとともに脚色賞を受賞した。 ロドリゲスはテレビでも活動しており、歴史シリーズのイスパニア、ラ・レジェンダでは4エピソードを監督した[4]。2013年にはアンダルシーア勲章を授与され[5]、2015年にはイホ・プレディレクト・デ・アンダルシーア(アンダルシーアのお気に入りの息子)の称号を授与された。 フィルモグラフィー長編映画
短編映画
受賞
脚注
外部リンク |
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