ヤンデル・グスターブ
Jandel Gustave
ヒューストン・アストロズ時代 (2016年3月18日) |
基本情報 |
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国籍 |
ドミニカ共和国 |
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出身地 |
ドゥアルテ州ピメンテル(英語版) |
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生年月日 |
(1992-10-12) 1992年10月12日(32歳) |
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身長 体重 |
6' 2" =約188 cm 210 lb =約95.3 kg |
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選手情報 |
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投球・打席 |
右投右打 |
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ポジション |
投手 |
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プロ入り |
2010年 アマチュアFA |
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初出場 |
2016年8月11日 |
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経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) |
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ヤンデル・フランシスコ・グスターブ(Jandel Francisco Gustave, 英語発音: /jɑnˈdɛl guˈstɑvi/[2]; 1992年10月12日 - )は、ドミニカ共和国ドゥアルテ州ピメンテル(英語版)出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。
経歴
プロ入りとアストロズ時代
2010年5月25日にアマチュア・フリーエージェントでヒューストン・アストロズと契約してプロ入り。契約後、傘下のルーキー級ドミニカン・サマーリーグ・アストロズでプロデビュー。14試合(先発5試合)に登板して0勝5敗、防御率8.20、27奪三振を記録した。
2011年もルーキー級ドミニカン・サマーリーグ・アストロズでプレーし、14試合(先発1試合)に登板して0勝4敗、防御率12.10、19奪三振を記録した。
2012年にアメリカ本土へ渡り、ルーキー級ガルフ・コーストリーグ・アストロズでプレー。10試合(先発4試合)に登板して2勝1敗、防御率5.79、22奪三振を記録した。
2013年はアパラチアンリーグのルーキー級グリーンビル・アストロズ(英語版)でプレーし、10試合に先発登板して2勝3敗、防御率2.68、49奪三振を記録した。
2014年はA級クァッドシティーズ・リバーバンディッツ(英語版)でプレーし、23試合(先発14試合)に登板して5勝5敗2セーブ、防御率5.01、82奪三振を記録した。
2014年12月11日に行われたルール・ファイブ・ドラフトでボストン・レッドソックスから指名され移籍したが、同日にトレードでカンザスシティ・ロイヤルズへ移籍した[3]。
2015年3月24日にウェイバー公示された後[4]、26日にサンディエゴ・パドレスへ移籍[5]。さらに4月3日にルール・ファイブ・ドラフトの規定に従い、元球団のアストロズへ返却された[6]。この年はAA級コーパスクリスティ・フックスでプレーし、46試合に登板して5勝2敗、防御率2.15、49奪三振を記録した。
2016年はAAA級フレズノ・グリズリーズで開幕を迎え、8月10日にメジャー初昇格を果たし[7]、翌11日のミネソタ・ツインズ戦でメジャーデビュー。最終的には14試合に登板し、防御率3.28・1勝とメジャー初勝利を挙げた。また、投球イニング15.1回を超える16三振を奪い、三振を取る力がある事を示した。なお、AAA級フレズノでは、47試合の登板で3勝3敗3セーブ、防御率3.79、23四球、55奪三振という成績を残した。
2017年は初めて開幕25人枠入りした[8]。6試合に登板した後、トミー・ジョン手術が必要となり、6月に同手術を受けた[9]。
2018年は前年の手術の影響で、シーズンを全休した。オフの10月30日にFAとなった[10]。
ジャイアンツ時代
2019年2月13日にサンフランシスコ・ジャイアンツとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに招待選手として参加することになった。開幕は傘下のAAA級サクラメント・リバーキャッツで迎え、7月18日にメジャー契約を結んだ。この年は23試合に登板して1セーブ、防御率2.96、17奪三振を記録した。
2020年8月2日にDFAとなり[11]、9日にマイナー契約となった[10]。
パイレーツ傘下時代
2020年8月17日にピッツバーグ・パイレーツへ移籍したと報道され[12]、9月6日に正式発表された[10]。この年は新型コロナウイルスの影響でマイナーリーグの試合が開催されず、メジャーにも昇格しなかったため、公式戦の登板は無かった。
2021年は5月のマイナーリーグ開幕から傘下のAAA級インディアナポリス・インディアンスでプレーした。
ブルワーズ時代
2021年6月25日にサミュエル・エスクデロとのトレードで、トロイ・ストークス・ジュニア(英語版)と共にミルウォーキー・ブルワーズへ移籍した[13]。移籍後は傘下のAAA級ナッシュビル・サウンズへ配属され、
7月7日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[14]。
詳細情報
年度別投手成績
年度別守備成績
年 度 |
球 団 |
投手(P)
|
試
合 |
刺
殺 |
補
殺 |
失
策 |
併
殺 |
守 備 率
|
2016
|
HOU
|
14 |
1 |
1 |
0 |
0 |
1.000
|
2017
|
6 |
0 |
1 |
0 |
0 |
1.000
|
2019
|
SF
|
23 |
0 |
3 |
0 |
0 |
1.000
|
2021
|
MIL
|
14 |
0 |
1 |
0 |
0 |
1.000
|
MLB
|
57 |
1 |
6 |
0 |
0 |
1.000
|
背番号
- 61(2016年 - 2017年)
- 74(2019年)
- 31(2021年 - )
脚注
- ^ “英語のIPA発音記号変換(アメリカ英語)”. tophonetics.com. 2021年10月9日閲覧。
- ^ アメリカ英語。イギリス英語では/guˈstɑveɪ/。アメリカ英語では非強勢の語末の/eɪ/は省略されて/i/とも発音される。(sunday - /ˈsʌndi/ など)[1]
- ^ “Royals acquire right-handed pitcher Jandel Gustave from Red Sox”. MLB.com Royals Press Release (December 12, 2014). December 30, 2014閲覧。
- ^ “Royals waive former Astro Jandel Gustave”. Ultimate Astros (March 24, 2015). April 24, 2015閲覧。
- ^ Dennis Lin (March 26, 2015). “Padres claim Rule 5 pick Jandel Gustave off waivers - UTSanDiego.com”. U-T San Diego. April 24, 2015閲覧。
- ^ Baer, Bill (April 3, 2015). “Padres return pitcher Jandel Gustave to the Astros”. hardballtalk.nbcsports.com. April 24, 2015閲覧。
- ^ Jake Kaplan (2016年8月10日). “Astros cut ties with Carlos Gomez” (英語). The Houston Chronicle. 2016年8月19日閲覧。
- ^ Hunter Atkins (2017年3月31日). “Jandel Gustave makes Astros' roster over James Hoyt” (英語). The Houston Chronicle. 2018年2月15日閲覧。
- ^ Jake Kaplan (2017年6月21日). “Astros reliever Jandel Gustave has Tommy John surgery” (英語). The Houston Chronicle. 2018年2月15日閲覧。
- ^ a b c MLB公式プロフィール参照。2020年9月7日閲覧。
- ^ Anthony Franco (2020年8月2日). “Giants Designate Jandel Gustave For Assignment” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年8月3日閲覧。
- ^ Steve Adams (2020年9月6日). “Pirates, Jandel Gustave Agree To Deal” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年9月7日閲覧。
- ^ Steve Adams (2021年6月25日). “Pirates Trade Troy Stokes Jr., Jandel Gustave To Brewers” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年7月10日閲覧。
- ^ Anthony Franco (2021年7月7日). “Brewers Select Jandel Gustave” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年7月10日閲覧。
関連項目
外部リンク