ヤンチュアノサウルス

ヤンチュアノサウルス
生息年代: 中生代ジュラ紀中期, 168.3–163.5 Ma
ヤンチュアノサウルス
ヤンチュアノサウルス想像図
地質時代
中生代ジュラ紀中期
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 爬虫綱 Reptilia
亜綱 : 双弓亜綱 Diapsida
下綱 : 主竜形下綱 Archosauromorpha
上目 : 恐竜上目 Dinosauria
: 竜盤目 Saurischia
亜目 : 獣脚亜目 Theropoda
下目 : テタヌラ下目 Tetanurae
階級なし : カルノサウルス類 Carnosauria
上科 : アロサウルス上科 Allosauroidea
: メトリアカントサウルス科Metriacanthosauridae
: ヤンチュアノサウルス属 Yangchuanosaurus
学名
Yangchuanosaurus
Dong et al., 1978
  • Y. shangyouensis Dong et al., 1978模式種
  • Y. magnus Dong, Zhou & Zhang, 1983

ヤンチュアノサウルス (Yangchuanosaurus) は、中生代ジュラ紀中期(約1億6,830万 ~ 約1億6,350万年前)の現中国に生息した肉食恐竜アロサウルス上科のメトリアカントサウルス科に属する。属名は最初の発掘地である四川省永川(ヤンチュアン)県に因む。

1970年代、永川でのダム工事中の発掘例を皮切りに非常に保存状態の良い化石が数例見つかっており、中国の恐竜としては比較的研究が進んでいる属のひとつとされる。

全長約8メートル。近縁種と比較すると相対的に大きく数の少ない歯、柔軟性に富む頚、低い鰭状に盛り上がった脊椎の棘突起が特色。

関連項目

参考文献

  • 「ポケット図鑑・恐竜」成美堂出版
  • 「大恐竜時代」小学館