モーリス・ンドゥール
モーリス・ンドゥール(Maurice Daly Ndour、1992年6月18日 - )は、セネガル・ティエス州出身のバスケットボール選手。ポジションはスモールフォワード。セネガル代表。高校時代を日本で過ごし、後に日本のB.LEAGUEでもプレーした。 来歴日本の文化に憧れていたというモーリス・ンドゥールは、2008年に来日し、岡山学芸館高校に留学。留学生ながら同校のバスケットボール部のエースとして活躍。インターハイ、国体、ウィンターカップなどで目覚ましい活躍を見せたンドゥールは、岡山県の最優秀選手の選出される[要出典]など、"スーパー留学生"として注目を集めた。 2011年に卒業後、NBA選手を目指す為に渡米し、ニューヨーク州のモンロー・カレッジに入学。2年間在学した後、2013年にオハイオ大学に転校[1]。2013-14シーズンは平均13.8得点7リバウンド、翌2014-15シーズンは16得点8.3リバウンドを記録し、MACの2ndチームに選出されたンドゥールだったが、2015年のNBAドラフトでは指名外に終わった。 ンドゥールは同年夏のNBAサマーリーグでニューヨーク・ニックスの一員として参加[2]。7月23日にダラス・マーベリックスと契約したものの、シーズン開幕直前に解雇された。その後12月5日にリーガACBのレアル・マドリード・バロンセストと契約[3]。ユーロリーグにも出場するなど経験を積み、国内リーグ優勝も経験した。 2016年7月、ンドゥールは再びニューヨーク・ニックスの一員としてNBAサマーリーグに参加し、同月14日にニックスと2年契約を締結[4]。開幕ロースターも勝ち取り、念願のNBA選手となった[5]。しかし、低迷に苦しむニックスの中でも出場機会に恵まれず、シーズン終了後の2017年6月30日に解雇された[6]。 2017年11月29日、UNICSカザンとの契約が発表された[7]。ユナイテッド・リーグでは16試合に出場、1試合平均19.9分の出場で、10.0得点、4.3リバウンドという成績、プレーオフでは6試合に出場、1試合平均22.8分の出場で、11.5得点、5.8リバウンド、1.8スティールという成績、ULEBユーロカップでは12試合に出場、1試合平均17.6分の出場で、5.1得点、4.2リバウンド、1.3スティールという成績を残した[8]。 2018年8月6日、UNICSカザンとの契約延長が発表された[9]。2018-2019シーズンのユナイテッド・リーグでは16試合に出場、1試合平均21.4分の出場で、11.1得点、4.4リバウンド、1.0アシスト、1.2ブロックという成績、プレーオフでは6試合に出場し、1試合平均25.2分の出場で、8.5得点、6.5リバウンド、1.7アシスト、という成績、ユーロカップでは18試合出場し、1試合平均20.6分の出場で、9.6得点、4.2リバウンド、1.2スティール、1.1ブロックという成績を残した[10]。 2019年7月16日、ユーロリーグに所属するバレンシアBCとの契約が発表された[11]。国内リーグのリーガACBでは19試合に出場し、1試合平均16.5分の出場で、6.0得点、3.7リバウンドという成績、19-20シーズンのユーロリーグでは26試合に出場し、1試合平均14.6分の出場で、6.3得点、2.4リバウンドという成績を残した[12]。 2022年、B.LEAGUEの名古屋ダイヤモンドドルフィンズに移籍[13]。 2024年7月30日、LBAに所属するパラカネストロ・ブレシアへの加入が発表された[14]。 セネガル代表オハイオ大学在学中の2014年FIBAバスケットボール・ワールドカップでセネガル代表に選出され、決勝トーナメント進出に貢献[15]。ゴルグイ・ディエングと共に同国代表の中心選手として活躍している。2017年と2021年のバスケットボールアフリカ選手権、2019年FIBAバスケットボール・ワールドカップにも出場している。 その他
脚注
外部リンク
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