ULEBユーロカップ
ユーロカップ・バスケットボール(EuroCup Basketball)は、ユーロリーグ・バスケットボールが主催するバスケットボールの国際大会である。 概略2002年にサポルタ・カップ(旧カップウィナーズカップ)とコラック・カップを統合しULEBカップ(ULEB Cup)として開始。2008年からは大会の大幅改編が行われ、大会名も改められる。 欧州各国リーグに所属するクラブのうち、国内リーグで優秀な成績を収めたり、ユーロチャレンジで優勝したりしたチームに出場権が与えられる。バスケットボール版UEFAヨーロッパリーグと言える大会である。 優勝クラブには翌シーズンのユーロリーグ出場権が与えられる。 大会方式2008-09シーズン[2]第1・第2予選とレギュラーシーズン、ラスト16、ファイナル8に分けて開催。予選はFIBAヨーロッパ、レギュラーシーズン以降はULEBが主催。 第1予選第1予選には16クラブが参加。2クラブずつ8グループに分かれ、ホーム・アンド・アウェー方式により勝った8クラブが第2予選に進出。しかしこの時、1チームが不戦勝で第2予選に進出している[3]。敗れたクラブはユーロチャレンジへ。 第2予選第1予選を勝ち抜いた8クラブにシードされた8クラブを加えた16クラブが参加。ホーム・アンド・アウェー方式により8クラブがレギュラーシーズンに進む。敗れた8クラブはユーロチャレンジへ。 レギュラーシーズン第2予選を勝ち抜いた8クラブを含め32クラブが参加。4クラブずつ8グループに分かれて総当り方式で戦い、各グループ上位2クラブがラスト16に進出。 ラスト16ラスト16は4クラブずつ4グループの総当り方式で争われ、各グループ上位2クラブがファイナル8に進出。 ファイナル8ファイナル8は集中開催方式で争われ、準々決勝、準決勝、決勝(一発勝負のノックアウト方式)を勝ち抜くと優勝。3位決定戦もあった。 2009-10シーズン予選第1予選には16クラブが参加。2クラブずつ8グループに分かれてホーム・アンド・アウェー方式で試合を行い、2試合の合計得点が多い8クラブが次のステージに進出。敗れた8クラブはユーロチャレンジへ。 レギュラーシーズン32クラブが参加。18クラブが自動的に出場権を与えられたチーム、8クラブが予選を勝ち上がったチーム、6クラブがユーロリーグから降格したクラブ[4]。4クラブずつ8グループに分かれてホーム・アンド・アウェー方式で総当たり戦を行い、各グループの上位2クラブがラスト16に進出。 ラスト164クラブずつ4グループに分かれてホーム・アンド・アウェー方式で総当たり戦を行い、各グループの上位2クラブが準々決勝に進出。 準々決勝2クラブずつ4グループに分かれてホーム・アンド・アウェー方式で試合を行い、2試合の合計得点が多いクラブが次のステージに進出。 準決勝以降ノックアウト方式(各組み合わせは1試合のみ)。3位決定戦も行われる。 2010-11シーズン以降レギュラーシーズンは前シーズンと同様に32クラブが参加だが、ユーロリーグから降格したクラブが14に増え、10クラブが自動的に出場権を与えられたチーム、8クラブが予選を勝ち上がったチームとなった[5][6]。 歴代決勝記録
クラブ別優勝回数
関連項目脚注
外部リンク |
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