メアリー・ヘイ (第14代エロル女伯爵)

フランシス・コーツによる肖像画

第14代エロル女伯爵メアリー・ヘイ（英語: Mary Hay, 14th Countess of Erroll、1758年8月19日没）は、スコットランド貴族。

生涯

第12代エロル伯爵ジョン・ヘイとアン・ドラモンド（Anne Drummond、1656年1月4日頃 – 1707年11月17日以降、第3代パース伯爵ジェームズ・ドラモンドの娘）の娘として生まれた[1]。1717年10月16日に兄弟チャールズが死去した後、1718年2月6日に相続人であると（法的に）宣言され、エロル女伯爵の爵位を継承した[1]。

1722年8月以前にアレクサンダー・ファルコナー（Alexander Falconer、1682年6月 – 1745年7月、デイヴィッド・ファルコナー（英語版）の息子）と結婚した[1]。その後、夫が姓をヘイに改めた[1]。

ジャコバイトとして1745年ジャコバイト蜂起に関与し、ほかのジャコバイトとの通信にあたってジェイミー・フリーマン（英語版）を信任してたびたびメッセージを託したという[2]。

1747年にスコットランド世襲的司法権廃止法（英語版）が成立すると、その代償として1,200ポンドを受け取った[1]。

1758年8月19日に新スレインス城（英語版）で死去、妹マーガレットの娘アンの息子ジェームズが爵位を継承した[1]。

出典

1. ^ Cokayne, George Edward; Gibbs, Vicary; Doubleday, Herbert Arthur, eds. (1926). Complete peerage of England, Scotland, Ireland, Great Britain and the United Kingdom, extant, extinct or dormant (Eardley of Spalding to Goojerat) (英語). Vol. 5 (2nd ed.). London: The St. Catherine Press, Ltd. pp. 99–100.
2. Pratt, John B. (1859). The Life and Death of Jamie Fleeman (英語). Aberdeen: Lewis and James Smith. p. 21.

スコットランドの爵位
先代 チャールズ・ヘイ	エロル女伯爵 1717年 – 1758年	次代 ジェームズ・ヘイ