ムーンパトロール
『ムーンパトロール』(Moon Patrol) は1982年夏にアイレムから発売された業務用ゲーム[注 1][3]。 1983年にM5、PC-8001mkII、1984年にMSX、2018年にはアーケードアーカイブスの1タイトルとしてPlayStation 4、Nintendo Switchにもリリースされている。また海外でもApple IIやAtari 2600、TI-99/4A、IBM PC、コモドール64、ゲームボーイカラーなどに移植されている。 概要月面車を操作し、敵や障害物を対処しながら進んでいく強制横スクロール型シューティングアクション。 1982年としては珍しい多重スクロールの背景や、地面の形状に沿って動く車輪の演出が特徴的である。 なお、当時のアイレムが出したフライヤーには、多重スクロールでの表現を「立体画像ゲーム」と宣伝していた。 ゲーム内容自機は強制スクロールで前方に進み止まれないが、画面内で位置を動かしたりジャンプすることで、敵の攻撃や穴や岩の障害物を対処する。 敵の攻撃を受けたり、障害物に当たったり、穴に落ちることで残機を失う。 ショットは前方と真上に発射され、UFOや岩を壊すことで得点が入る。 ステージはまずビギナーコースA地点から始まり、画面下に一定距離ごとにB、C…と通過地点が表示され、E、J、O、Tそれぞれの地点が1ステージになっている。最後のZまで到達すると一周クリアとなる。 その後同じ要領で難易度が上がったチャンピオンコースのA'~Z'が始まる。更にそれをクリアするとチャンピオンコース2、3…とループする。 コースにはそれぞれ基準タイムが設定されており、クリアすることで以下のようなボーナス得点が入る。
家庭用版
MSX用に電波新聞社が開発、発売した。ハードに性能差があるためグラフィックは落ちるが、MSXでは難しい多重スクロールも再現している。 脚注注釈出典
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