ムサンダム半島

ムサンダム半島とホルムズ海峡に臨む島の人工衛星画像(人工彩色)

ムサンダム半島(ムサンダムはんとう、アラビア語: شبه جزيرة مسندم Šibh Jazīrat Musandam英語: Musandam Peninsula)は、アラビア半島の一部で、ペルシア湾の入り口であるホルムズ海峡に飛び出した部分である。面積約1800平方km、人口は約3万人である。

大部分がオマーンの飛び地(ムサンダム特別行政区)で、アラブ首長国連邦がオマーン本土との間に割り込む。

荒涼たる岩山で構成され、リアス式の入り江に富む。これはアラビアプレートユーラシアプレートに潜りこみ、半島が沈んでいるためと地質学的に解釈される。

半島先端のクムザール部落には500人程度のアラブ住民が住み、ペルシャ語から派生したクムザール語を話す。長年陸の孤島であったが、2008年に首都マスカットとの間を高速フェリーが就航した。

行政

オマーン
アラブ首長国連邦

 

Prefix: a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9

Portal di Ensiklopedia Dunia