ムアンナコーンナーヨック郡座標: 北緯14度12分13秒 東経101度13分2秒 / 北緯14.20361度 東経101.21722度
ムアンナコーンナーヨック郡(ムアンナコーンナーヨックぐん)は、タイ中部・ナコーンナーヨック県にある郡(アムプー)である。ナコーンナーヨック県の県庁所在地(ムアン)でもある。 名称ナコーンナーヨックとは、「年貢を免税された町」という意味である。これは、昔、この地域の開発を促すために、免税したことに由来する[1]。 歴史ナコーンナーヨックはアユタヤ王朝時代からの歴史があり、機内の第四級国として、オークプラ・ピブーンソンクラームと呼ばれる官吏が置かれ、統治されていた[2]。 もともと、郡はタムボン・ワンクラチョームにあったのでワンクラチョーム郡と呼ばれていた。1896年には政府は郡庁をナコーンナーヨック川を隔てて反対側に移した。その後、1931年県庁舎が改築することになり、郡庁舎は一時、県の裁判所に移った。その後、1853年に新しい郡庁舎が建設された。 1938年、郡は県の県庁所在地であったため、県と名前をあわせてムアンナコーンナーヨック郡と改称した[3]。しかし、1943年1月1日ナコーンナーヨック県が解体され、ムアンナコーンナーヨック郡はプラーチーンブリー県に編入され、ムアンが取れナコーンナーヨック郡と改称された[4]。ただし、1946年5月9日にはナコーンナーヨック県が再び設置され、ナコーンナーヨックも元の県庁所在地を示すムアンの語がつきムアンナコーンナーヨック郡に戻った[5]。 地理ナコーンナーヨックは、ナコーンナーヨック川が形成した平地にある。また北部には山岳地帯が広がり、一部が、カオヤイ国立公園に指定されている。 交通は国道33号線が西北から東に向かって延びており、西北にノーンケー、東にサケーオ方面と通じている。また、国道305号線が南西に延びており、オンカラック、タンヤブリー、バンコク北部方面と通じている。南に国道3076号線が延びており、バーンサーン方面と通じている。 経済ナコーンナーヨックの主要な産業は農業であり、市内では米や果物などが生産されている。 行政区分郡は13のタムボンに分かれさらにその下位に125の村が存在する。自治体が置かれており以下のようになっている。
また、郡内には12のタムボン行政体がある。以下は郡内のタムボンの一覧である。
脚注
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