オンカラック郡座標: 北緯14度7分17秒 東経101度0分14秒 / 北緯14.12139度 東経101.00389度
オンカラック郡(オンカラックぐん)はタイ中部・ナコーンナーヨック県の郡(アムプー)。 名称オンカラックとは「護衛官」という意味である。ラーマ5世(チュラーロンコーン)がナコーンナーヨックを訪れた際現在のオンカラックの近辺を通ったが、ここで一人の護衛官が病気になり死んでしまった。ラーマ5世はこれに心を打たれ、社を建て護衛官を祭った。これがオンカラックの名前の起源である。 歴史元々、オンカラック郡の郡庁は現在のバーンナー郡、タムボン・バーンオーにあった。1889年、ラーマ5世はチャオプラヤー川とナコーンナーヨック川を結ぶランシット運河を計画し建設した。チャオプラヤー川側の運河の水門はチュラーロンコーン水門とよばれ、反対のナコーンナーヨック川側の運河の水門はサオワパーポンシー水門と名付けられた。その時、オンカラック郡庁はランシット第16運河に移されたが、20年後サオワパーポンシー水門の近くに移された。現在はサオワパー市場の裏手、旧郡庁の 500m先にある。 地理ナコーンナーヨック川の形成した平地に位置する。市内の重要な水源はナコーンナーヨック川とランシット運河である。 国道305号線が東西に通っており、東にナコーンナーヨック、西にタンヤブリー方面とつながっている。国道3360号線、3412号線が南から西に向かって延びており、ラムルークカー方面とつながっている。また南方にも国道が延びておりバーンナムプリアオ方面とつながっている。 行政区分郡は11のタムボンにわかれ、さらにその下位に116の村(ムーバーン)に分かれる。自治体(テーサバーン)があり以下のようになっている。
また、郡内には11のタムボン行政体(オンカーンボーリハーンスワンタムボン)が設置されている。
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