マーシャル・フォン・エリック
マーシャル・フォン・エリック(Marshall Von Erich、本名:Kevin Marshall Adkisson、1992年11月10日 - )は、アメリカ合衆国の男性プロレスラー。テキサス州マーシャル出身。AEW所属。 祖父は往年のレスラーとして日本でも活躍したフリッツ・フォン・エリック、父は同じくケビン・フォン・エリック、兄には同日にレスラーデビューしたロス・フォン・エリック、さらに叔父たちもプロレスラーというプロレス名門家の出である(詳細はフォン・エリック・ファミリーを参照)。 来歴レスリング、円盤投、アメリカンフットボール、サッカーなどの各種スポーツ経験があり、特に円盤投げでは、ハワイ州インターハイチャンピオンという実績を持つ[1]。 2011年10月18日から22日にかけてアメリカ・ミズーリ州エルドンにおいて行なわれたWLWとノアの合同レスリングキャンプに兄のロス・フォン・エリックとともに参加。キャンプの監督者にはWLW代表のハーリー・レイスや父ケビン・フォン・エリックのほか、リッキー・スティムボート、ウィリアム・リーガル、当時のノアGMの仲田龍などがいた。そして兄弟共にトライアウトに合格。父・ケビンの強い勧めもあり、祖父・父・叔父が活躍した日本行きを決意。ノアへの入団が決定した[1]。 2012年1月14日、兄のロスとともにノアへ入団。日本でも知名度の高いフリッツ・フォン・エリックの孫ということもあり、兄弟と父がそろっての入団会見が汐留日テレタワー1階大屋根広場にて開かれ、その模様は日本テレビG+が生放送した[2]。 その後、ノア合宿所でのトレーニングを経て、2012年4月20日、カンザス州セダンにおけるWLWの興行にて、当時のWLW世界ヘビー級王者ジェイソン・ジョーンズとその前の同王者ブライアン・ブレイカーを相手に、ロスとの兄弟コンビによるタッグマッチでデビュー(試合は15分44秒、マーシャルがジョーンズのエビ固めに敗れた)[3]。 以降もWLWで試合を積み、6月22日にはミズーリ州スプリングフィールドにて、ロスとのコンビでジェフ・ストロングとジャック・ギャンブルの "ストロング&レックレス" が保持するWLW世界タッグ王座へ挑戦。14分10秒、ギャンブルの横入り式エビ固めにマーシャルが敗れ、タイトル奪取には至らなかった[4]。 1か月後の7月22日、両国国技館での "GREAT VOYAGE 2012 in RYOGOKU" にて、ロスとのタッグでの日本国内デビュー戦が行われるも[5]、シェイン・ヘイスト&マイキー・ニコルスに敗退した[6]。 なお、エリック兄弟のデビューは、2005年12月24日のマイバッハ谷口以来[7]、6年4ヶ月ぶりとなるノアにおける新人レスラーのデビューとなった。 得意技
フォン・エリック・ファミリー→詳細は「フォン・エリック・ファミリー」を参照
脚注
関連項目外部リンク
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