マーク・ロウリネイティス
マーク・ロウリネイティス(Marcus "Mark" Laurinaitis、1965年[1]12月21日 - )は、アメリカ合衆国のプロレスラー。 ジョー・ロウリネイティス(ロード・ウォリアー・アニマル)とジョン・ロウリネイティス(ジョニー・エース)は兄にあたる。 来歴NWAのジム・クロケット・プロモーションズでリング・クルーをしながらネルソン・ロイヤルに師事し、1987年にフロリダ地区のFCWでデビュー。プロモーターのマイク・グラハムにより、アーノルド・シュワルツェネッガーの映画にちなんだザ・ターミネーター(The Terminator)のリングネームとギミックを与えられる[2]。同年11月には全日本プロレスに初来日、『世界最強タッグ決定リーグ戦』にトム・ジンクと組んで出場した[3]。 帰国後の12月、U・S・スティールを破ってFCWフロリダ・ヘビー級王座を奪取[4]。翌1988年9月には兄のジョニー・エースとのコンビで同タッグ王座も獲得し、ナスティ・ボーイズと抗争を展開した[5]。1989年2月、全日本プロレスの『エキサイト・シリーズ』に再来日[6]。同シリーズにはロード・ウォリアー・アニマルやジョニー・エースも揃って参戦しており、兄弟トリオを組んで6人タッグマッチにも出場した[7]。 1991年1月には「マーク・ローリネイティ」の表記で新日本プロレスに来日。1月4日から17日にかけて、ビッグバン・ベイダーやTNTらと共に『ニューイヤー・ダッシュ'91』に参戦した[8]。 レッキング・クルー1992年、フロリダのインディー団体IWFにてフューリー(Fury)と名乗り、レイジことアル・グリーンとのタッグチーム、レッキング・クルー(The Wrecking Crew)を結成。同年3月28日、キップ・ウィンチェスター&ブレット・コルトのロング・ライダーズ(後のスモーキン・ガンズ)からIWFタッグ王座を奪取している[9]。 以降もレッキング・クルーでの活動を続け、1993年1月よりWCWに登場。WCW世界タッグ王者の2・コールド・スコーピオ&マーカス・バグウェルをはじめ、テックス・スラシンジャー&シャンハイ・ピアース、カクタス・ジャック&ザ・バーバリアンなどのチームと対戦した[10]。 1994年はオットー・ワンツの主宰するヨーロッパのCWAに遠征、7月24日にデイブ・フィンレー&ジョニー・ホークを破り、CWA世界タッグ王座を獲得した[11]。CWAでは、世界ヘビー級王者のランボー、トニー・セント・クレアー、アレックス・ライトらとのシングルマッチも行われている[12]。 1995年は2月開幕の『エキサイト・シリーズ』と6月開幕の『サマー・アクション・シリーズ』の2度に渡って全日本プロレスに来日[13]。7月24日の『サマー・アクション・シリーズ』最終戦における日本武道館大会では、ダグ・ファーナス&ダニー・クロファットのカンナム・エクスプレスと対戦した[14]。 参考文献
獲得タイトル
脚注
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