マーク・ラファロ
マーク・アラン・ラファロ(Mark Alan Ruffalo, 1967年11月22日 - )[1]は、アメリカ合衆国の俳優。 生い立ちウィスコンシン州ケノーシャにて、イタリア人とフランス系カナダ人の血を引く両親[2][3]の間に生まれる。父親は建設塗装工、母親は美容師[4][5][6]。3人の兄妹(タニア、ニコール、スコット)がいる[4]。 キャリア高校生で俳優への道を志望[7]。9年間、バーテンダーとして生活をしながら、ロサンジェルスのステラ・アドラー・コンサヴァトリーで演劇活動を行う[4]。舞台で活躍していたが、2000年の『ユー・キャン・カウント・オン・ミー』でローラ・リニーの弟を演じて注目され、モントリオール世界映画祭男優賞とロサンゼルス映画批評家協会賞ニュー・ジェネレーション賞を受賞。 その後マイケル・マン監督の『コラテラル』、デヴィッド・フィンチャーの『ゾディアック』、フェルナンド・メイレレスの『ブラインドネス』、マーティン・スコセッシの『シャッター アイランド』など多くの話題作に出演している。 2006年、舞台『Awake and Sing!』でトニー賞にノミネートされた[4]。 2010年、映画『キッズ・オールライト』でニューヨーク映画批評家協会賞助演男優賞を受賞し、自身初のアカデミー助演男優賞にもノミネートされた。 2012年の『アベンジャーズ』ではアメコミのヒーローの1人・ハルクに抜擢され、その演技力を絶賛されており、前任のエリック・バナやエドワード・ノートンを超えたとまで評価された。 2014年の『フォックスキャッチャー』と2015年の『スポットライト 世紀のスクープ』でもアカデミー助演男優賞にノミネート。 私生活2000年にフランス系アメリカ人女優のサンライズ・コイグニーと結婚。2001年には長男(キーン)、2005年に長女(ベラ)、2007年に次女(オデット)が誕生[8]。 2002年には聴神経腫瘍と診断され手術した(良性腫瘍)。このため、出演予定だった映画『サイン』を降板している。顔の一部の麻痺はその後、回復した[5]が、左耳の聴力を失った[9]。 2008年、美容師をしていた弟スコットが頭部を撃たれた状態で発見された。当初は友人とロシアンルーレットをしていた最中の事故と報じられた[10]が、その後、第三者が引き金を引いた殺人事件として捜査された[11]。2020年のインタビューの時点では、この事件は未だ未解決だと語っている[9]。この事件後、ラファロはアメリカの銃規制問題に熱心に参加している。 フィルモグラフィ映画
テレビシリーズ
日本語吹き替え当初は作品ごとに異なる声優が声を充てていたが、『アベンジャーズ』で宮内敦士が起用されて以降は、宮内が声を充てる作品が多くなっている。 出典
外部リンク
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