マルティン・ブライトバイテ
マルティン・ブライトバイテ(Martin Braithwaite、1991年6月5日 - )は、デンマーク・エスビャウ出身のサッカー選手。デンマーク代表。カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA・グレミオFBPA所属。ポジションはFW。ガイアナにルーツを持つ[3]。 デンマーク語の発音により近い表記は「マーツィン・ブレイスウェイト」。ブライスワイトとの表記もある。 クラブ経歴地元クラブであるエスビャウfBのアカデミー出身。一時FCミッティランのアカデミーでもプレーしたが、再びエスビャウに戻り、2007年に3年間の契約を結んだ[4]。アカデミー在籍中、レッジーナ1914とニューカッスル・ユナイテッドFCのトライアルに参加した[5][6]。2009年にトップチームデビュー。 2013年8月14日、1500万デンマーク・クローネ(約200万ユーロ)でトゥールーズFCに移籍[7]。 2017年7月13日、EFLチャンピオンシップのミドルズブラFCと4年契約を結んだ。移籍金は推定900万ユーロ[8]。 2019年1月、CDレガネスにシーズン終了までのレンタルで加入[9]。1月20日、後に移籍する事になるFCバルセロナ戦でリーガ初ゴールを決めた。7月24日、クラブ史上2番目に高額な500万ユーロでレガネスに完全移籍、4年契約を結んだ[10][11]。 バルセロナ2020年2月20日、FCバルセロナに移籍した。移籍金は1800万ユーロで4年契約を締結し、契約解除金は3億ユーロに設定された[12]。ルイス・スアレスが負傷により長期離脱したため、移籍期間外ながら緊急補強が許可されたことによって、移籍した[13]。この移籍によって、一方的に主力選手を引き抜かれた形となったレガネスが不満を表明するなど波紋を呼んだ[14]。6月13日のRCDマジョルカ戦で、移籍後初ゴールを記録[15]。 エスパニョール2022年9月1日、双方の合意の下、バルセロナと契約解除。同日RCDエスパニョールに3年契約で加入[16]。 9月4日、アスレティック・ビルバオ戦で移籍後初ゴールを決めた[17]。 2022-23シーズンにクラブが2部降格した後、引退を視野に入れつつセグンダ・ディビシオンでプレーしたくないという理由でマルベーリャで行われたプレシーズンキャンプをクラブに何の連絡もなく離脱した[18][19]。これについての処分の話し合いの中で、エスパニョールはキケ・ガルシアとのトレードの可能性も含めてCAオサスナにオファーしたが実現しなかった[20]。ブライトバイテ側も代理人を通じてリーグ・アンの複数のクラブに獲得の打診をしたが、RCランスとFCメスは条件に合わないとしてオファーを拒否された[21]。結局、移籍市場が閉じるまで買い手は見つからずエスパニョールに残留することになったが、2023-24シーズンはリーグ戦で22得点を挙げてセグンダ・ディビシオン得点王の結果を残した[22]。ブライトバイテの活躍もありエスパニョールは昇格プレーオフを制して1部復帰を果たし、7月15日にはクラブの公式SNSにもメディカルチェックを受ける様子が投稿され2024-25シーズンもエスパニョールのユニフォームに袖を通すものと思われた。しかし、この投稿のわずか数時間後に契約解除条項を一方的に行使してクラブ退団した[23]。 グレミオエスパニョールを退団して1週間後の22日にブラジルのグレミオFBPAに加入。デンマーク人として初めてのグレミオの選手になった[24]。 代表経歴ユース年代からデンマーク代表に選ばれている。なお父親がガイアナ出身のため、2012年夏にガイアナ代表の招集を受けたが、これを断っている[25]。 2013年6月、ジョージア代表とのフレンドリーマッチでフル代表デビュー。8月14日、ポーランド代表とのフレンドリーマッチで代表初ゴールをマーク。 2018 FIFAワールドカップに出場した[26]。2021年、UEFA EURO 2020、決勝トーナメント1回戦のウェールズ戦で1ゴールを挙げて、チームのベスト8入りに貢献した[27]。 2022 FIFAワールドカップでは、フランス・チュニジア・オーストラリアと同組の2022 FIFAワールドカップ・グループDに組み分けされ、フランス戦とオーストラリア戦に出場したがデンマークは1分2敗の未勝利で大会でグループリーグ敗退となった[28]。 個人成績クラブでの成績
代表での成績
代表での得点
タイトル
脚注
外部リンク
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