マルクス・センプロニウス・トゥディタヌス (紀元前240年の執政官)
マルクス・センプロニウス・トゥディタヌス(ラテン語: Marcus Sempronius Tuditanus、生没年不詳)は紀元前3世紀中期の共和政ローマの政務官。紀元前240年に執政官(コンスル)、紀元前230年には監察官(ケンソル)を務めた。 出自パトリキ(貴族)系センプロニウス氏族は、共和政初期に執政官を出しているが、紀元前4世紀末からはプレプス(平民)系が栄えた。トゥディタヌス家もプレプスであり、マルクスはトゥディタヌス家では最初の執政官である。父のプラエノーメン(第一名、個人名)はガイウス、祖父はマルクスである[2]。 経歴紀元前240年に執政官に就任。同僚執政官はガイウス・クラウディウス・ケントであった[3][1]。この年は、第一次ポエニ戦争が終結した翌年であり、重要なできごとは記録されていない。 紀元前230年には監察官に就任。同僚はクィントゥス・ファビウス・マクシムス・ウェッルコスス・クンクタートルであった[4][5]。 脚注参考資料古代の資料
研究書
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