マヤ・ホジッチ・サリホジッチ(Maja Hodžić-Sarihodžić、1981年7月12日 - )、芸名マヤ・サル(Maya Sar)は、ボスニア・ヘルツェゴビナの歌手、シンガーソングライター、作曲家である[1][2][3][4]。2012年5月にアゼルバイジャンのバクーで開催されるユーロビジョン・ソング・コンテスト2012のボスニア・ヘルツェゴビナ代表に選出された[1][4]。
1981年にユーゴスラビア社会主義連邦共和国・ボスニア・ヘルツェゴビナ社会主義共和国(後にボスニア・ヘルツェゴビナ)のトゥズラに生まれ育つ。ピアノ奏者として学位を取得し、ディノ・メルリンやトニ・ツェティンスキ、エミナ・ヤホヴィッチ、エルディン・フセインベゴヴィッチ(Eldin Huseinbegović)、イゴル・ヴコイェヴィッチ(Igor Vukojević)などのアルバムでバック・ヴォーカルを務めたほか、2004年と2011年のユーロビジョン・ソング・コンテストに、それぞれボスニア・ヘルツェゴビナを代表したディーン、ディノ・メルリンのバック・ヴォーカルとして参加している[1][3]。
2010年3月にソロとしては初のシングル「Nespretno」を発表し、デビュー・アルバムの制作に取り組んでいる[2]。2011年12月に、ユーロビジョン・ソング・コンテスト2012のボスニア・ヘルツェゴビナ代表となることが決定した[1][4]。
音楽活動以外では、子宮頸がん対策のための人道支援団体を設立し、国際人道連盟(International League of Humanists)による表彰を受けた[4]。
2002年にミュージシャンのマヒル・サリホジッチ(Mahir Sarihodžić)と結婚した[5]。