マハーチャイ駅
マハーチャイ駅(マハーチャイえき、タイ語:สถานีรถไฟมหาชัย)は、タイ王国中部、サムットサーコーン県ムアンサムットサーコーン郡にあるタイ国有鉄道メークローン線の駅である。 概要ターチーン川の東岸に位置する。メークローン鉄道の西側区間の建設に際し、ターチーン川への架橋は見送られ、当駅と対岸のバーンレーム駅の間は渡船で連絡することとされた。架橋はその後も実現しておらず、メークローン線は分断区間を渡船で連絡する形態が続いている。 駅構内は行商人らが市場として利用しており、線路上まで店舗が設けられている(列車の発着時は場所をずらす)。ただ、観光コースにまでなったメークローン駅と比べると、当駅は列車発着本数が多い(1日17往復)こともあり、線路上の店舗はやや少ない。 歴史1905年1月4日に民営ターチーン鉄道としてクローンサーン駅 - マハーチャイ駅が開業し、1908年10月6日にはメークローン鉄道に吸収合併された。1942年-1945年の第二次世界大戦中私鉄のメークローン鉄道は、軍事管理化に入りその後1946年5月8日に国有化されタイ国鉄の駅となった。
駅構造片面ホーム・島式ホーム各1面、着発線2線の地平駅。ホームと着発線を覆う屋根が設けられている。 車両基地着発線の他に構内には何本かの側線と検修庫が設けられ、メークローン線東側区間の車両基地となっている。検修庫にはリフティングジャッキが備えられ、台車や床下機器の着脱を伴う作業にも対応する。 配置車両は、かつてはメークローン線用の新製車もあったが、2000年代以降は他線区から転属したステンレス製ディーゼルカーが主力となっている[1]。ほとんどは非冷房の3等車であるが、冷房付2等中間車も少数含まれており、一部の列車に組み込まれている[1]。 その他
脚注参考文献
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