マハーサーラカーム県
マハーサーラカーム(マハーサーラカームけん、タイ語: จังหวัดมหาสารคาม)はタイ王国・東北部にある県(チャンワット)の一つ。カーラシン県、ローイエット県、スリン県、ブリーラム県、コーンケン県の一つ。 地理マハーサーラカーム県はコーラート台地に位置する。県中央部は大きく平地が広がり、田園地帯となっている。一方で北部・東部には小さく丘陵地帯が広がる。海抜はおおよそ130mから230m。県の中央部を流れる川はチー川である。 歴史マハーサーラカーム県は1865年に現在の県庁所在地が、ローイエット県の衛星都市として建設されたことに始まる。その際、ローイエット県の国主が自分のいとこをその地域の支配者として、9,000人を送り込み成立させた。1868年にはローイエット県の国主の力を弱めるため、タイの中央政府はバンコクの飛び地として統治を行った。マハーサーラカーム県は、マハーサーラカム大学を中心に発達していると言ってもいい。役所もこの付近に集まっている。近隣のコーンケン空港からは車で約2時間の距離にある。 県章
行政区分マハーサーラカーム県は13の郡(アムプー)に分かれ、さらにその下に133の町(タムボン)と、1,804の村(ムーバーン)がある。 |