マット・ブラウン
マット・ブラウン(Matt Brown、1981年1月10日 - )は、アメリカ合衆国の男性総合格闘家。オハイオ州ジーニア出身。エレベーション・ファイトチーム所属。 過去にヘロインのオーバードースで生死をさまよったことから、「ジ・イモータル」のニックネームを持つ。並外れた精神力と打たれ強さを誇り、デビュー以来10年間以上KO負けを喫したことがなかった[2]。 来歴学生時代はボディビルとボクシングを経験。2005年にプロ総合格闘技デビュー[1]。 2007年2月9日、ISCF東海岸ウェルター級王座決定戦でドゥグラス・リマと対戦し、パンチ連打でTKO勝ちを収め王座獲得に成功した[3]。 TUF2008年、リアリティ番組「The Ultimate Fighter」のシーズン7に参加。フォレスト・グリフィン率いるチーム・フォレストに所属。ミドル級トーナメント1回戦でチーム・ランペイジのジェレミー・メイをKO勝ちで下すも、2回戦ではチームメイトのアミール・サダローに三角絞めで一本負けを喫した。 UFC2008年6月21日、UFC初参戦となったThe Ultimate Fighter: Team Rampage vs. Team Forrest Finaleでマット・アローヨと対戦し、パウンドでTKO勝ちを収めた。 2008年9月6日、UFC 88でキム・ドンヒョンと対戦し、1-2の判定負けを喫した。 2010年3月27日、UFC 111でヒカルド・アルメイダと対戦し、チョークスリーパーで一本負けを喫した。 2013年4月20日、UFC on FOX 7でジョーダン・メインと対戦し、グラウンドの肘打ちでTKO勝ち。ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。 2013年8月17日、UFC Fight Night: Shogun vs. Sonnenでマイク・パイルと対戦し、パウンドでKO勝ち。ノックアウト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。 2014年5月10日、UFC Fight Night: Brown vs. Silvaでウェルター級ランキング14位のエリック・シウバと対戦し、パウンドでTKO勝ち。ファイト・オブ・ザ・ナイトとパフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。 2014年7月26日、UFC on FOX 12でウェルター級ランキング1位のロビー・ローラーと対戦し、5R判定負け。前日の計量で、ブラウンは1回目の計量でリミットの171ポンドから1.5ポンド体重オーバーした為、2回目の計量までに体重を落とす用意をしていたが、コミッションの手違で2回目の計量のチャンスが与えられなかったことで、減量と罰金を免除された。 2015年3月14日、UFC 185でウェルター級ランキング1位のジョニー・ヘンドリックスと対戦し、0-3の判定負けを喫した。 2016年5月14日、UFC 198でウェルター級ランキング6位のデミアン・マイアと対戦し、リアネイキドチョークで一本負け。試合翌日にはホテルのロビーで精神異常者だった元コーチのホドリゴ・ボッチに襲撃された[4]。 2016年7月30日、UFC 201でジェイク・エレンバーガーと対戦し、ミドルキックでダウンを奪われパウンドでTKO負け。自身初のKO負けとなった。 2016年12月10日、UFC 206でウェルター級ランキング5位のドナルド・セラーニと対戦し、ハイキックでKO負け。 2021年1月16日、UFC on ABC: Holloway vs. Kattarでカーロス・コンディットと対戦し、0-3の判定負け。 2021年6月19日、UFC on ESPN: The Korean Zombie vs. Igeでディエゴ・リマと対戦し、右ストレートで2RKO勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。 2022年3月26日、UFC on ESPN: Blaydes vs. Daukausでブライアン・バーバリーナと対戦し、1-2の判定負け。敗れはしたものの、ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。 2023年5月13日、UFC on ABC: Rozenstruik vs. Almeidaでコート・マッギーと対戦し、右ストレートで1RKO勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞し、デリック・ルイスが保持するUFC史上最多KO勝利記録「13勝」に並んだ[5]。 人物・エピソード
戦績
獲得タイトル表彰
脚注
関連項目外部リンク |
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