マット・キャップス
マシュー・ダイクス・キャップス(Matthew Dicus Capps、 1983年9月3日 - )は、アメリカ合衆国のジョージア州出身の元プロ野球選手(投手)。右投右打。 経歴パイレーツ時代![]() 2002年のMLBドラフトでピッツバーグ・パイレーツから7巡目(全体193位)で指名され入団。 2004年までパイレーツ傘下のマイナー球団で先発投手を務めていた。 2005年はA級ヒッコリー・クロウダッズとAA級アルトゥーナ・カーブでクローザーとして計21セーブを記録し、9月16日にメジャーデビュー。 2006年、85試合に登板し、9勝1敗・防御率3.79を記録。リッチ・ロイセルの新人選手としてのシーズン登板数の球団記録(72試合、1997年)を更新[1]。 2007年は6月からサロモン・トーレスに代わりクローザーを務め[2]、6月2日にシーズン初セーブを記録して以降、シーズン終了までに18セーブを記録。 2008年はクローザーとして開幕を迎えたが、7月2日に右肩の滑液嚢炎で故障者リスト入り[3]。マイナーで6試合に登板し、8月23日にメジャーへ復帰[4]。前年を上回る20セーブを記録。 2009年は防御率は自己ワーストの5.80だったが、自己最多の27セーブを記録。シーズン終了後にFAとなる。移籍候補となったシカゴ・カブスの場合はセットアッパー、ワシントン・ナショナルズの場合はブライアン・ブルーニーとクローザーを争うとし、この2球団のどちらかと契約するとキャップスの代理人は発言した[5]。 ナショナルズ時代2010年1月6日にワシントン・ナショナルズと1年350万ドルの契約に合意[6]。 ツインズ時代2010年7月末のトレード期限直前にウィルソン・ラモス、ジョー・テスタとの交換でミネソタ・ツインズへとトレードされた。 2011年終了後にはFAになったが、12月5日に1年450万ドル(2年目は600ドルのオプション)でツインズと再契約した[7]。 2012年は右肩痛で7月に故障者リスト入り。 ツインズ退団後2013年1月31日にクリーブランド・インディアンスとマイナー契約を結んだ[8]。6月に右肩の手術を受ける。10月17日にはインディアンスとマイナー契約で再契約する。 2014年8月に実戦復帰するが、ルーキー級での4試合の登板でシーズンを終える。 2015年2月10日にアトランタ・ブレーブスとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[9]。5月2日に解雇となった[9]。 2016年2月16日にアリゾナ・ダイヤモンドバックスとマイナー契約を結んだ[9]。シーズン終了後にFAとなった[9]。この年限りで現役を引退した。 現役引退後2019年からAT&Tスポーツネットで中継番組の司会を務め、2021年からはピッツバーグ・パイレーツの専属解説者に就任した[10]。 詳細情報年度別投手成績
背番号
脚注
外部リンク |
Portal di Ensiklopedia Dunia